総和
おはようございます。
暖かい日も徐々に増え、少しずつ明るいムードになってきましたね (^^♪
引き続きコロナ対策には気を配り、出来る範囲で余暇とお仕事を楽しみましょう!
さて、今日は先月5名ほど担当させて頂いた相談業務(カウンセリング)の中で多かった話題を皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
テーマは「自分らしさ」です。
自分探しというフレーズがありますが、近年では若者を中心にこれを追求する方が増えてきたようにも思います。
何でしょう。
世界に一つのオリジナルを求めることに大きな価値を見出したいということなのでしょうか?
それとも、自分にしかできないことを探すことで有能感を感じたくなる人の習性でしょうか?
これを探すことに大きな意味があるという概念が一体どこから来たのでしょうか??
人を表現する際に「性格」「特性」「キャラ」「資質」「能力」「タイプ」など様々な要素が挙げられます。
これらを先天的・後天的に仕分けすることが難しい私たちの特性ですが、実は長い年月を経て、というよりも日々 変動しているものだと理解している方がどのくらいおられるでしょうか。
もっと言えば「日々」というよりも短いスパン、すなわち「その時々で異なる自分」が存在するわけですね。
◆ 一定でなければいけない
◆ 一貫性に欠けた時に何かイケナイ気がしてしまう
という不安が多くの方にあるのではないでしょうか。
人は多面的で流動的な存在であり、また自分という人格は絡み合う他者や環境との総和によって映し出される言わば虚像であり、いつも決まってカタチを変えずにソコに居るわけではないという教えが仏教にはあります。
自分=他人と自分の総和
これが理解できると、もっと色んな方との調和を楽しめるようになりますし、自分に異なるキャラクターがあることを肯定的に捉えることもできますよね。
もしかしたら、このキャラクターを多く持っているほうが便利だったりして!
成りたい自分や将来の夢は今すぐ叶えてください。
今、変えられます ♪