2021.2.16🌸ふきのとう[美文字のコツ]横線は1本だけ長く!【stand.fm配信原稿】
いつもありがとうございます。
伊藤恵です。
stand.fm、2/16分の配信原稿を記録させていただきます。
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こんにちは!「ふくわ」です。
このチャンネルは、山形の書道家・伊藤恵が可愛がっている ヒツジのぬいぐるみ「ふくわ」と「はわわ」が、主人になりかわって、日々の学びや気づきを書道やアニメの話を交えてお伝えし、心に楽しい発見と安らぎをお届けする番組です。
2/16がお誕生日の方、おめでとうこざいます!
また1年、素敵なことがたくさんありますように。
2/16の誕生花は、「蕗の薹(ふきのとう)」
花言葉は「愛嬌」「待望」です。
ネット記事から花名と花言葉の由来をご紹介します。
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春の使者フキ(蕗)の花のつぼみ、フキノトウ(蕗の薹)。
花の名前は、冬に黄色い花が咲く意味の冬黄(ふゆき)を略したフキの、花をつける茎=薹であることから名づけられました。
フキノトウは雌株と雄株が別々の雌雄異株で、雌株のフキノトウは花が終わると茎が高く伸びて、白い綿毛のある種が風で飛ばされて散ります。
花言葉の「愛嬌」は、小さな花のつぼみが集まっている花のかわいらしい姿からつけられています。
「待望」は、春の足音を待ちかねて雪解けを待たずにつぼみを出すことからつけられたのでしょうか。
フキノトウは山菜を楽しむ人間だけではなく、冬眠から目覚めておなかをすかせた熊も待ち望んでいます。
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伊藤恵さんは山形の中でも田舎に住んでいて、冬前や春先は熊がよく出没し、一時期は全国ニュースにもなりました。
近年では、歩いて通学する小学生は、熊よけの熊鈴をランドセルにつけて登下校しています。
フキノトウは春の味。伊藤恵さんの家の畑にも、春先にたくさん出るので、天ぷらにしたり、ふきのとう味噌にして味わっています。春が待ち遠しいです。
さて、今回は美文字のコツとして「横線は1本だけ長く!」をテーマにお届けします。
漢字の中でも、「美しい」や「幸せ」「華やか」などのように、横線が複数ある字は、
1本だけ長く書いてあげると、美文字度がアップします。
ポイントは、1本だけ長いのが、パッと見てわかるように、他の線は短めにすることです。
長さにしっかり差を出してあげることで、対比がハッキリし、メリハリが出ます。
長さにあまり差がないと、寸胴になって野暮ったく見えてしまいます。
さらに、長い横線は弓なりにカーブをつけて書いてあげると、
バランスが良く、しなやかさが感じられます。
綱渡りをする人が持つ長い棒や、やじろべえの長い棒も、カーブしていますよね。
重力の関係で、カーブしている方が、安定してバランス良く見えます。
また、物理的な理屈で言うと、まっすぐなだけの棒は圧がかかれば簡単に折れてしまいます。
ですが、しなりがある棒は圧がかかっても、力を吸収したり分散させたりして、頑丈です。
書く線にしなやかさを出すことで、字の印象が変わりますし、意識して書くことで、
書き手の内面にもしなやかな強さが育ちます。
試しに練習してみてくださいね。
(ブログに解説の画像を載せていますので、そちらも参考にご覧ください。)
次回はアニメのご紹介をお届けしますので、よろしければお聞きください。
皆さんの心に楽しい発見と安らぎをお届けできていたら嬉しいです。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
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こちらの原稿はstand.fmのアプリかインターネットでお聞きいただけます。
よろしければお聞きになってみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた。