マニアック! カットと建築の意外な関係
知っている方は知っている
建築マニアでもある
美容師のZUSHIです
今回は大好きな建築と
美容を強引に結び付けていきます!笑。
先ず、どれ程建築が好きかというと
基本、旅をする時は
建築を目的に旅をしてます。
今まで日本47都道府県ある中
35都府県には訪れた事があるんですが
行く時に全くリサーチしません
ガイドブックなども一切見ません。
(海外でも下調べ無し。笑)
気まぐれな旅が好きなんですが、
どこに行ったとしても、
美術館という物は必ずあります。
美術作品に詳しい訳でも無く、
そんなに興味がある訳でも無く、
ただ単に美術館という建築物に
興味があるだけです。
建築家の講演会にも足を運びます
どうぞ遠慮無く
かなりの変わり者と思って下さい
もちろん美術館以外にも
好きな建築家の建築物はチェックします。
何故、建築に興味を持ったかと言うと、
『ヘアカットに似てるよな〜』
と思っちゃったんですよね〜。
意味解らないでしょ⁉︎ 笑。
私はヘアカットする際に
骨格理論というものベースにカットします。
ゲストの骨格を見極め
骨格に沿って髪の毛を扱い
形や動きを作り出しているんですが、
この考え方って建築と一緒じゃん!!
って気付いた訳ですよ!
(大丈夫ですか⁉︎ 付いて来れてますか⁉︎)
分かり易く説明しますよ。
骨格 = 土地
髪質 = 建築資材
スタイル持続性 = 耐震性
スタイル再現性 = 実用性
なんと無く伝わりますか⁉︎
骨格や髪質は人により千差万別です。
その骨格や髪質に対して
どういうアプローチをして
フォルムや質感を作り出すかを考えます。
その骨格や髪質を最大限活かす事を
考えなければいけません。
これを建築で例えるなら・・・
土地の形状や資材は様々あります。
その土地や資材に対して
どういうアプローチをかけて
とんな形状(デザイン)の建物を
どんな素材(木やコンクリートetc)で
建てるかを考えます。
土地の形状や(又は周辺環境)や
資材の素材を最大限に活かす事が出来るか。
って事になる訳です(^_^)
そういった元々ある素材に対して
デザインをしていきますが、
持続性(耐震性)や再現性(実用性)
という事も踏まえなければいけません。
もちろんゲスト(クライアント)の要望や
限られた時間(納期)や料金(コスト)も
ある訳ですよね。
そんな事を考えると美容師と建築家は
近いモノがあるんじゃないかと
思う訳です(^_^;)
建築家サイドの意見は聞いてないので
あくまでも勝手にそう思ってるだけ
なんですけどね(^_^;)
だから、建築を見る時はいつも
この建築が表現したいモノは何か⁉︎
この建築を支える基点は何処なのか⁉︎
この空間が広く見えるのは何故か⁉︎
この建築から力強さを感じるのは何故か⁉︎
この素材を使う事でどのような空間に
なっているのか⁉︎
周辺環境に溶け込んで見えるのは何故か⁉︎
逆に周辺環境の中で際立つのは何故か⁉︎
などなどなどなど・・・・・
そんな事を考えながら建築を楽しみ、
ヘアスタイルで考えれば・・・・
と置き換えて色々と参考にしています。
だいぶ怪しい美容師ですね
でも! 真面目な話しとして・・・
冒頭で述べた
「建築と美容を強引に結び付けます」
と言うのは、あながち冗談では無く、
美容師であるのであれば
日々の生活の中で
目にした事や感じた事など全てを
【美容に結び付けて捉える】
という事は物凄く重要な事ではないかと
考えています。
仕事をしている時間だけ
レッスンをしている時間だけが
美容師として学びの時間ではないのです。
遊んでいる時であっても日々の生活の中から
学ぶべき事は山程あるのです。
自分自身が全ての事を美容という分野に
置き換えて捉えられるか⁉︎
美容という分野に着地点を持っていけるか。
それが感性と言われるものに影響を
もたらすのではないのかな。
それが自分の好きな事であれば
美容に繋げる事は難しい事では無いし
すんなり受け入れられるのかな。
何事も
聞くだけ
見るだけ
感じるだけ
で終わる事なく、
そこからそれを自分の打ち込むものに
どう落とし込むか。
という一歩先ね踏み込む事がどれ程
自分を成長させてくれることか。
この一歩が大事なんだよな〜。
またね!