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紫貴あき:夢を叶えるブログ

『いちばんやさしい教える技術』向後千春

2021.02.16 09:14

『いちばんやさしい教える技術』向後千春


ワインの魅力を伝えるためにとことんこだわっているのは、「伝える」ための技術。実家に帰ると高校の教員をしている姉と、「伝える」ということについて、熱く語り合います。「どんなにデジタル化が進んでも板書は大切だよね」とか「ノートをとることが頭の整理になる」など盛り上がります。


そのような中で久々にいい本に出合いました。


まず冒頭では「学び手が分からないのは、教える方が100%悪い」とずばり断言。読み始めから衝撃が走りました。また、知識系、運動系、態度系で教え方のポイントが違うことにふれ、それぞれ注意すべきことがまとめられています。


おもうに、ソムリエ試験の1次試験はずばり「知識系」、2次のテイスティングは「運動系」と思って間違いないでしょう。「運動系」のことを教えるときに障害になるのは、すでに出来るようになった人は、初心者のころを忘れてしまっているから、だからうまく教えられないという課題でした。なるほど、いい選手が必ずしも、いいコーチになるとは限らない…というやつですね。


まだアカデミーデュヴァンでは13年間しかお仕事をさせていただいていないですが、もっとティーチングスキルを磨いていきたいと思います。