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「登山の法律学」とリーダーの責任

2014.04.03 18:47



しばらく前に買って積読状態になっていた、「登山の法律学」を読んだ。登山を趣味とする弁護士の方が、登山中の事故が元になった裁判の判例などを元に、様々なケースを例に挙げて、法律的解釈を説明した本。なんでもっと早く読んでおかなかったのか後悔する内容。社会人登山サークルの一員(ひところは山行リーダーとしてもよく登っていた)として、気になったポイントを挙げておく。

ここに書いたのは、あくまでもこの本を読んで自分なりに解釈したものであり、実際の裁判などの際にこうなるということではないので、そのつもりで参考にして欲しい。

リーダー責任が問われるかどうかのポイント


サークル、山岳会


ガイド登山


山でたまたま出会った人に助けを求められた場合


その他の責任


遭難


これ以外にも、地図の記載が間違っていた場合の責任や、捜索費用の話、山岳保険、さらには、車に相乗りして登山口へ向かう場合のトラブルなど、様々な話題を取り上げており、登山する人なら必読。

また、山に行く際にリーダーの責任が問われた事例を挙げたものとして、「リーダーは何をしていたか (朝日文庫)」という本もあり、こちらもかなり参考になる内容なのでお勧めしたい。

それにしても、この「登山の法律学」も「リーダーは何をしていたか」も絶版なのは非常に惜しい。登山がブームと言われ、今までよりも人々がずっとカジュアルに山に登るようになったが故に、トラブルも増えているだろう。今こそこういった本が読まれるべきだと思うのだが。