【屋久島オンライン・新春特別企画】第三回 歴史からみえる屋久島 ◇参加無料◇
世界仮想旅行社、新春特別企画。
屋久島を深く学び、楽しむ全4回のオンラインイベント。
今回は、歴史を巡る旅。
環境省「国立・国定公園への誘客の推進事業」からの補助を頂き、
屋久島のエコツアー会社の草分け・YNACが取り組む
屋久島オープンフィールドミュージアム構築事業の
一環として全回、参加無料で開催!」
森や水、生き物、歴史、そして実際に旅する日の楽しみ方まで
憧れの屋久島を、知り尽くす4日間です。
第一回・二回を見逃した方も、ご安心ください!
一回ずつでも楽しめるよう、進めて参ります^^
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屋久島オンライン「島そのものがミュージアム」Supported by 環境省
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〇第一回:屋久島の森と水 ~ 1月24日(日)21:00-22:30
〇第二回:屋久島のいきもの(生物多様性)~1月30日(土)20:00-21:30
〇第三回:屋久島と歴史~ 2月6日(土)20:00-21:45
〇第四回:屋久島の旅し方(遊び方)~ 2月13日(土)20:00-22:30
4回目に渡って、エコツアーガイドのパイオニア小原比呂志さんに
屋久島についてお話いただいている「新春特別企画・屋久島オンライン」。
屋久島なのに、本能寺の写真?
そうなのです、そこには、意外な縁が。
屋久島から、海を渡り京都や更にその先へと
繋がっていく、壮大な歴史の物語。
今回は、そんなお話をとりあげていきます。
第一回の『森と水』編では屋久島の成り立ち、
第二回の『生き物』編では、『環境の多様性』を
お伝えしてきました。
今回は、小原さんに屋久島から見た歴史のお話し、
そしてもうおひとり、京都からも特別なゲストを
お迎えします。
ここでしか聞けないお話し、
ぜひお楽しみください。
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◇1月30日(土曜日)20時~21時ごろ
◇参加方法:オンラインZoom上での開催です。
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◇メインスピーカー:
小原 比呂志(おばら ひろし)さん
北海道出身。1987年屋久島に移住。
1989年に屋久島ガイド協会を創立。
1993年に日本のエコツアーガイドの草分け、
(有)屋久島野外活動総合センター創立に参画。
NHKドキュメンタリー「伝説の超巨大杉を追う」の捜索隊長を率めるなど、
屋久島随一の山岳ガイド、沢登・キャニオニングの専門家として活動。
著作に
「秘境の山脈」(白山書房)
「屋久島のコケガイド」(屋久島環境文化財団)
◇ゲスト:
島田 昭彦(しまだ あきひこ)さん
京都観光おもてなし大使 /(株)クリップ代表取締役
京都府出身。
着物に家紋を手描きする紋章工芸職人の家庭に育つ。
大学卒業後は日経BP社を経て、文藝春秋のスポーツ総合誌『Number』編集部に
10年間在籍。多くのアスリートの取材を行う。
2005年、「京都、日本のモノ、コト、文化を世界に、世界の人を日本、京都に」を
キーワードに、ヒト、モノ、コト、文化をブランディングする企画会社、
株式会社クリップを設立。
伝統とモダンをキーワードに、「伊右衛門サロン」、
デザインホテル「The Screen 」、「ガラスの茶室」、
京都市動物園のリノベーションなど多数のプロジェクトを手がける。
京都芸術大学講師。
■こんな方にぜひ!
・旅行情報だけのオンラインイベントでなく、深い話をききたい
・「ぶらタモリ」が好き
・屋久島に一度はいってみたい
・ステイホーム期間中に、ゆっくり次の旅を考えたい
・屋久島の、意外な歴史が知りたい
・屋久島×京都、二つ一緒に学んでみたい
・地学が好き。ドキュメンタリーがあると思わずみてしまう。
・世界遺産屋久島とは?知りたい
・屋久島に再訪する前に、もう一度ゆっくり学びたい
・ゆっくり滞在する、ワーケーションをしてみたい
・屋久島や旅が好きな、仲間とイベントを通して出会いたい
など
◇屋久島と、京都のつながり◇
・織田信長が明智光秀に討たれた本能寺
・豊臣秀吉が奈良の大仏よりも大きな大仏を建造した方広寺 (徳川家康が梵鐘の銘文について指摘し、大阪の陣の原因の一つになった方広寺鐘銘事件の舞台)
・豊臣秀吉の遺体が埋葬された地に建つ、秀吉を祀る豊国神社
・国宝「鳥獣人物戯画」を伝える、高山寺の石水院
など、京都には屋久杉が使われたと記録されている寺院が多くあります。
そしてこの京都と屋久島の繋がりは、単に屋久島が材木の出元であるだけなのか?
実は、違うのです。
種子島への鉄砲伝来。
堺商人の活躍。
法華経の広がり。
鑑真。
大陸との航路の移り変わり。
屋久島の人々の生活向上に尽力し、屋久聖人と称えられる安房出身の法華宗の僧、泊如竹。
そして、織田信長。
そんな点と点をつないでいくと、屋久島と京都を結ぶ糸、
そして屋久島をめぐる深い歴史がみえてきます。
そんなお話しを、今回もメインスピーカー小原さん、
そして、代々の紋章工芸職人(着物に家紋を手描きする)の家に生まれ、
小山薫堂さん等と並び、京都おもてなし大使を務める
島田昭彦さんにも語って頂きます。
■「屋久島オープンフィールドミュージアム」プロジェクトについて
屋久島を舞台に取り組む、国立・国定公園への誘客推進と
地域雇用の維持・確保を目的とした、環境庁後援のプロジェクト。
屋久島には縄文杉・白谷雲水峡など知名度の高い自然体験エリアの他に、
様々な自然観光資源が眠っており、未利用の自然・産業観光資源に大きなポテンシャルがあります。
それらの観光資源を活用したコンテンツの開発と、
コンテンツの企画・開発・運営を行う人材の育成を通して、
屋久島の持続可能な観光の復活と成長に寄与することを目的としています。
オープンフィールドミュージアムはその名の通り、施設のない博物館のこと。
屋久島そのものがミュージアムであると想定し、
知られざる観光資源へのアクセスを可能とするガイドブックの作成、
子供向け自然教育プログラムの作成、ワーケーション事業実施など
幅広いアプローチを試みています。
■世界仮想旅行社とは?
2020年5月にスタートし、累計4,500名以上が参加した
「人と世界に会える、オンライン旅」を提供するプロジェクト。
北米、南米、ヨーロッパ、北アフリカ、中東、南アジア、
東南アジアなど世界各地と繋いだオンライン旅行から、
屋久島、熊野、京都など、日本各地とも連携した企画を実施。
~ イベントご参加にあたりまして、下記をご確認ください ~
【催行中止の場合】
現地の悪天候等避けられないトラブルが起きた際は、
イベントの催行を中止させて頂く場合がございます。
なお、催行中止の連絡がない場合は予定通り催行となります。
① 催行中止の判断
原則、ツアー実施日の1日前の夕方に判断を行います。
②催行中止の際のご連絡
メールにてご連絡いたします。メールが届いていないか確認をお願いします。
【その他注意点】
・当体験は、インターネット上で主に映像を介してお楽しみ頂くものとなり、
インターネットの通信が必要となります。その際の通信費についてはお客様負担となります。
・ツアーの進行を妨げたり、他の参加者に対して不適切な言動や行為を行う等、
主催者が不適当と判断した参加者については退室をお願いすることがあります。
・その他、特筆すべき注意点がある場合には、イベントの内容欄に記載をいたしますのでご確認下さい。
・Zoomの使用に関しては、参加者の皆様で事前に利用環境の確認をお願いします。
■更に詳しく~屋久島とはどんなところ?
屋久島はサンゴ礁が広がる海の上に、2000m級の山々がそびえる90%が森林で覆われた島です。
屋久島は海底のマグマが冷えて隆起した「花崗岩の山岳島」だと考えられています。
九州最高峰の宮之浦岳(1,936m)をはじめ、九州の標高1〜8位の山が集まる
「洋上アルプス」とも言われるほどの高い山岳がそびえ、標高1,000mを超える山々は39以上にもなります。
屋久島を南から流れる暖流(黒潮)が、大気を暖めて大量の水蒸気を発生させます。
この大量の水蒸気が高い山々とぶつかることで、日本一を誇る雨量を屋久島にもたらします。
日本一の雨量が深い渓谷を刻み、大川の滝、千尋の滝などの景観を生み出し、島内に140にも及ぶ川を形成しています。
大量の雨は花崗岩の地面に染み込むことなく流れ、苔を生み出します。
この苔が幼い杉を育み、そして、あの絶景を形作っています。
杉の樹齢は長くても500年程度と言われますが、
屋久杉は桁外れに長く、樹齢2000年以上の大木が多くあります。
その秘密はマグマからできた花崗岩にあります。
栄養の少ない花崗岩に生える屋久杉は成長が遅く、
通常の杉が年間1cmの幅で年輪が育つところ、屋久杉は年間1mm未満。
その結果、木目が詰まり、多量の雨による高い湿度によって樹脂分が多くなり、腐りにくい長寿の樹木となるのです。
花崗岩が生み出す芸術は山だけではなく、海にもあります。
花崗岩の砂が屋久島を、日本一のアカウミガメ産卵地にしています。
屋久島は、ここにしかないもので溢れた島なのです。
海岸沿いにある各集落には、それぞれの暮らしがあります。
島内には温泉も湧き出ています。
屋久島の澄んだ名水で作られた、焼酎もあります。
高級なオーベルジュもあれば、人に会う旅を楽しめる、民宿もあります。
「森」「山」「川」「海」「村」「食」「歴史」それぞれのテーマで楽しめるのも屋久島の魅力です。