不景気中国のモールが続々廃墟に。マニラのモールは何時廃墟に。2002年代の様に。。
フィリピンの歴史と言ってもついこないだの事も知らない日本人にとって、フィリピンのモールは素晴らしいと思って居るが、2002年にはそれまで有ったモールが随分廃墟化している。新しいモールに押されての事だった。しかし、その後現れた巨大モールは見た目はよいが、私は嫌いだ。出店しようとも一度も思った事が無い。家賃は高いし、共益費は高いし、造作もこのレベルで無いと出店させ無いとか、まあ結局は、系列店が増えて、金太郎飴の様にどのモールに行っても同じで面白くないし、元が高いから全てが高くなり、じっくりと従業員を育てる事も出来ないし、まともな給与も出せない。結局モールを持つ一部の人間だけが良いだけで、出店した奴はカモだ。しかし日本のイオンモールも赤字転落、あるモールは既に廃墟化している。アメリカでも同じ。そこにユニクロや
イケヤ、ダイソウの様な大型店が出て来るが、彼らはモール以上に強く、この条件家賃なら出てやるよ。でなければ、ご勝手にと言われて、テナントがいない場所を渋々貸す。しかし更にテナントが減少して、こうした強大な所に軒先貸して母屋を取られる状態になる。しばらくは、そう言う様に成るだろうがしかしそれに除外された所は廃墟になる。恐竜は維持費が掛かる。またフィリピンのモールの問題点は、フィリピンだけとは言えないが、モールの中で売っている物の90%は中国製品である。結局家賃その他が高いから利益率を求めてそうなるのは仕方ないが、結局金持ちは行かなくなる。日本はそれでも貧富格差が少ないから良いが、フィリピンや中国では、大衆には金が無く、クーラーに涼みに来るだけか、万引き、置き引き、スリの溜まり場になる。パンデミックに関係無く、私はこの2年間ロックウェルのパワープラント以外のモールには行っていない。駐車場は遠く一軒の店に行くのに面倒で嫌になる。
ある人が、辞めろと言うのに、いやSMに強いパイプが出来たので、SMモールに順次出店すると、SMのカモになった人は3年後の今は行方知らずだ。結局は中国もフィリピンも同じ穴のムジナで一部の金持ちしかいない社会。それが結論だ。金持ちは車を降りて、長く歩く危険に曝される場所は嫌いなのだ。