懐かしのあの娘っ子が〜
先日、明石さんのお誘いで高架五拾七で演奏させていただきました。
多数出演されることになっていたようでしたが明石さんから事前に
「当日、スペシャルゲストがあるから楽しみにしといてね」
と言われてましたので多少のドキドキ感を持ちながら会場入りしました。
そのスペシャルゲストとは
おー!
5年前に加古川駅前のストリートで歌ってた頃に通りすがりに聞いてくれた
たしか「松田あすな」さん(ちゃん)でした。
当時はまだ高校2年生だったらしく
「私、学生服でしたよね」
とか言ってた。当時から本気のシンガーソングライター志望だったので、
「おじさんは高架五拾七って場所で定期的に歌ってるからよかったら歌いにきてね」
と高校生を誘い(笑)
しかも本人も来る!という大人としてあるまじき振る舞い。
(実際は常に保護者のお母様が同伴で高架五拾七に出入りしてました)
「いや〜そうでしたかー。たいそう大人になられてオドロキました〜」
と5年を重みをずっしりと感じ入っていたのであります。
5年ぶりに聞く歌とギターはしっかり彼女の成長が伺える素晴らしいものでした。
若い人の5年ってすごいな〜、と感じつつ
いや、5年あれば人なんて変わって当たり前。成長したかどうかなんて自分で理解っこない。それに成長することがいいことかどうかもよくわからない。高い山も登れば降りなくてはならない。降りないと登山は成功したことにはならない、って何かの本で読んだ。
そうだろうとは思うが小生はまだ山も登りきっていない。
いや、きっと登りきったと思うことがないと思う。
ならばひたすら上を見て生きていくしかないではないか・・・
そうだそれでいいのだ。と納得したのであります。
だけど粋ななやりとりもあった。
「これも音楽をやっていたからこその縁です。音楽好きでなければきっと会うことも話すこともなかったでしょう。音楽に感謝」
ってね。小生が言ったのではないですよ。
22歳のオンナの子がそういう立派なことを言うたのです。
うまくノセられて1000円でCD買わされたわ(笑)
小生の体はヨコに成長したけれど中身はまだまだ。
そ、きっと「これでいい」と思う日は来ない。
それでいいのだ。
ゴロさんに昔撮ってもらった写真。
あの頃は細かったのだな(涙)