2021.02.15(月) 出社〜Tさんと蒲田、想像力、インスピレーション 2021.02.15 14:59 一連の画像は、土曜日に行った浅草の工事現場で働くクルマ達です。週始め恒例のフォロー会議に参加のため出社しました。一幕目は、部長主催の、必要性のある会議なので、賛同して出席していますが、大きな地震の直後の部門会議に関わらず、現地を労う言葉もなく始まったのは、「想像力の欠如」と感じましたし、二幕目の、部長が抜けた後の部門会議は、居た堪れない次元で、身体は同じ所に在ったはずなのですが、何処か遠い半透明の丸い気球みたいな中に彼らが居て、よく聞こえない分からない状況のを外から眺めるような感覚でした。次は参加しなくて良いかな。意義ある人達でやってください。 予定時間を過ぎ、彼らは良いかもですが、僕は予定していた作業を一つ割愛せざるを得なくなり、大慌てで、待ち合わせ場所に向かいました。 待ち合わせの蒲田駅に向かう電車の中で、これから会うTさんをハグしてあげなきゃって脈絡なく感じました。何故そう感じたのか謎だなぁって思いながら、蒲田駅東口に急ぐと、タクシー乗り場の前の柱の所に、医療用のマスクを付けた完全防備のTさんが立っていました。その、気合いの入った70代の技術開発者の姿を見て、なんでハグしなきゃって思ったのか、自分に可笑しさが込み上げてきました。大雨の中、タクシーに乗り込み、ちょっとお疲れの様子ですけれど、お話頂いた体調のせいですか?など伺いながら、お客様に到着。ご挨拶後、Tさんのパワフルなプレゼンを2時間ほどご一緒して、お客様もご満足いただき有意義でした。この画期的な製品が、世の中の困っている方々に広くご紹介できたらと手応えを感じました。 お客様と別れて、呼んで頂いたタクシーに乗り込み、蒲田駅に戻る間に、ふとTさんが優しく僕の右胸に触れて、ここ10日間の愛犬との最後の苦しい胸の内を話してくださり、今日の約束が決まった時には、ちょうど前日頃に亡くなり、今日が納骨の医師の見立てだったけれど、少し早く亡くなり、昨日 納骨を済ませられたんだよと話してくださいました。深い悲しみに包まれていました。ワンちゃんは気を遣うから、Tさんが少しでも気が紛れるように今日を実現できるよう早めに天国に行ったのかも知れませんね、とお伝えすると、「現に今日のお客様と君に会えて、充実した話ができて、気が紛れているよ、妻に報告して元気づけられそうだよ」って仰ってくださいました。ハグしなきゃって感じたのは、これのことだったんですね。お会いしたことも、写真も拝見していないんですが、ご夫妻が愛して14年間暮らした愛犬ちゃんの姿がはっきりと、タクシーの座席に座っているTさんの膝下あたりに、不思議な見え方なんだけれど、芝生に立って呼ばれて此方を見て今にも走って来そうな感じに見えました。Tさんと一緒に居ましたよ😃