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名古屋の美容師亀田トオルのブログ

上司から尋ねられた時すぐに答えられない

2015.08.31 03:51

こんにちは!



部下からよく相談を受ける事ですが、



上司から尋ねられてとっさに答えられず、返答にこまってしまう。



それで沈黙が流れ、焦ってしまう。



その結果、問い詰められてさらに何も言えなくなってしまう。



と、いうパターン。



仮に部下に非がない場合であっても、何も言えないというのはあまり良いとは言えませんよね。



その時点でおそらく上司からの評価は『無能』とか『デキない』という烙印を押されてしまいます。



そうなると仕事全般で損をする事になってしまいます。




じゃあ、まずどうするかってことですけど、



部下側の尋ねられた時の心理を考えてみると、



『質問されたら即座に答えなければならない』



と思い込んでいる事が大半です。



また、それが強迫観念となって自分を追い込んでいる様に思えます。



まずは即座に答えなければならないという呪縛を解かなければ変わりません。



一つ、例を挙げるとしたらすぐに答えられない質問は、まず復唱するということです。



これで一呼吸置く事ができますよね。



上司『今度の撮影のモデル決まった?』



部下『今度の撮影モデルが見つかったのかって事ですね。』



その間時間稼ぎができます。更に、



部下『自分なりに幾つか案は考えてあるのですが、お話しても大丈夫ですか?』



こう切り出せばこっちのペースで話を持っていける可能性が高いです。



仮にその意見に納得しなかった場合はどう切り返すか?



上司『そんなんでちゃんと決まるんか?』



はい、ここでも焦らない。復唱。



部下『ちゃんと決まるのかということですね。』



ここで、質問に切り替えて逆襲ができます。



部下『逆にどういった点を心配なさってますか?』



ただし、上司の意見は聞き入れる事。



『なるほど、その点は気付きませんでした。さすがです。もう一度調整したいと思います。』



最終的に同意されれば上司も必ず気持ちがいいです。



大抵話の主導権を握れるのか、握られるのかは最初の1.2回のやり取りで決まります。



話す内容はすぐには変えられません。



しかし、ちょっとしたテクニックで自分を落ち着かせ、冷静に対応する事は十分可能です。



また、それだけで自分の相手に与える印象が違ってきます。



目上の人との対談をする際、僕も利用する方法の一つです。




では。