ペットフードのパッケージの原材料の見方について その2
前回(その1 はこちらをクリック)に引き続き、パッケージの見方について書きたいと思います。
4、表示のまやかしに気をつけましょう。
例えば、
原材料:ビーフ、小麦粉、米、粗挽き全粒小麦
と表示があったとします。多い順に記載されていますから、一目見ると
「あ、ビーフが一番多いんだな」と思いがちですが、小麦粉と粗挽き全粒小麦は
原材料は小麦です。二つに分けて記載することにより実際は小麦が一番多いにも
関わらず、ビーフが一番多いと錯覚してしまう恐れがあります。
5、フードの色
犬や猫は、嗅覚で食べ物を判断します。フードの着色は購買意欲
を湧かせる為であり、栄養的価値は無いので、人工着色していないものを選びましょう。
6、ビートパルプについて
ビートパルプとは、砂糖大根(甜菜)の絞りかすのことです。これが入っているとコロコロの
便が出るので、一見良いフードに見えますが、それに頼り切ってしまうと元から持っている
消化や吸収の力を弱めて、腸の元気がなくなってしまいます。栄養素まで吸収されて
排泄されるので、食糞の原因になります。胃の中で膨らむので、胃捻転の一因になります。
7、油脂について
植物性油脂・動物性油脂など、〇〇性と書かれているものは避けましょう。何の油脂かはっきり
しないものは、再利用された酸化油脂の可能性があります。酸化した油は発ガン性があります。
また、袋を開けたときに強烈な匂い、べたべた感のするものは避けた方が無難です。
余分な油脂は、酸化を促進させます。
8、究極のフード選びとは??
世の中にはたくさんのフードがありますよね?その中からどうやって選んだらよいのか。。。
それは、飼い主さんが原材料表示を確認してからチョイスし、
フードを与えて、良く観察することで分かるのではないでしょうか。
そのフードが適していれば、快活で目に輝きがあり、被毛にツヤが出てきます。
糞便は消化が慣れてくれば適度な硬さで、量も少なくなります。
フードが合っているか、合っていないかは、3ヶ月で結果が出るのではないでしょうか。
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先日、あるフード(缶詰でした)を止めたら、
足先の角質がボロボロ剥ける、耳の中の汚れなどのトラブルが綺麗に治ったという
お客様がいらっしゃいました。
涙やけ、目が濁っている、足先が黒い、体臭(耳、口、糞便)が気になる、
お腹が張っている、おならが出やすい、耳が汚れている・炎症を繰り返す、
皮膚が弱い、毛ヅヤがない、体がベタベタする、下痢、便秘
元気がない、肛門腺がたまりやすい、臓器の数値が異常 などの
マイナートラブルは体がSOSを出しているサインですよね。
ワンちゃん、ネコちゃんは口がきけません。飼い主さんがマイナートラブルを発見し、
まずは食事を見直してあげる事が大切だと、ポチとタマのスタッフ一同は考えます。
お勧めのフード、お店にあります。是非ご相談下さい。
只今オーナーとトリマー2名、ホリスティックカウンセラーの勉強をしております。
ワンちゃん、ネコちゃんの美容と健康と長寿のお手伝いをしています
健康で長生きなワンちゃん、ネコちゃんが増えますように★★