『綉(うつく)しき肌』ー谷崎潤一郎「刺青」によせてー
2021.02.19 11:49
今日は最終リハ。
いよいよ、明日20日は本番。
これは彫り師と芸妓の
奇しくも耽美なやり取りなのだけれど、
私は「自分との婚礼」の物語だと感じている。
女性は(いや女性に限らなくとも)
自分の人生に
腹を括らなければならない時がある。
この女の物語は、江戸の終わり。
厳しい身分制度があり、
自分の未来を誰もが選べなかった時代。
いずれ女郎になる女は、
自分の運命と、その特性(この場合は美しさ)を
受け入れなければいけなかった。
私は美しさって言うのは
ついぞ分からない領域だけれど、
多分、違った形で
「自分の置かれた状況」と
折り合いをつけてきた。
誰でも多分、そう言う瞬間がある。
あなたも私も。
女はこの物語の後、
どんな人生を送り、
どんな思いで
それを振り返るのだろうか。
ブルガリアと、奄美の
祝言の歌が交差する。
明日、会場も若干名のお席があります。
配信もあります。
https://wasedarinen.booth.pm/items/2720739
ご覧いただけることを
祈っております。