清貧農民・杉山あきら　国会への道　５７ 雪の稲川をゆく

２月１８日。晴れたり、吹雪いたりの不安定な天気。
今日は比例候補の藤本ゆりさんと稲川方面をあいさつ回り。案内は地元の藤岡さんで、ご自身も４月の湯沢市議補選に出馬を決めたので、候補者トリオでの活動となった。
積雪は僕の村よりは少ないものの、こんなに雪に埋もれた稲川の町並みは初めて見た。
これでは街宣車では回れない。藤岡さんの車に乗せてもらう。
連日の除雪で疲れ切った、という声があふれている。
またコロナで仕事が来なくなったという靴製造の下請け業の方。県北の同業者のお客さんがコロナにかかってしまって、周囲から孤立し仕事もなくなってしまったという話も聞いた。
こうも大変な事態が重なると、「もう党派は関係なく、とにかくちゃんと住民のために動いてくれる人を」という切なる声が聞こえてきた。
帰り道、三人で車の中で、今話題の本「人新世の資本主義」のことや、「これからは目先の経済成長をやみくもに突っ走らせることよりも、地球環境と折り合いをつける、理性的コントロールのきいた世の中が大事じゃないか、そしてみんなそのことに気が付きつつある」みたいな話になり、ちょっと盛り上がった。