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エスプラナード公園にあるTan kim seng 噴水

2021.03.10 01:45

ラッフルズホテルのコートヤードにある噴水に続き、シンガポールにあるヴィクトリアンスタイルの噴水2つ目はTan Kim Seng fountain。

このヴィクトリア朝の鋳鉄製の噴水はシンガポール初の貯水池と水道の建設のために、慈善家のTan Kim Sengが政府に13万ドルを寄付した事を記念して造られた噴水。

キューピッドに、ネプチューンの顔、4人の女神で飾られ、豊富な水が出る事を祝っている様とのことだけど、今はかなり錆びついていて、水も止まっていて寂しい限り・・・・

この噴水が最初に設置、お披露目されたのは1882年フラトン広場にて。まだ現フラトンホテルのフラトンビルが建つ前の事。

昔のフラトン広場の面影は現在でも残っている。

1925年にはエスプラネードに移され、以来ずーっとそこにあるのだそうだ。

※セピア色の写真はSingapore ーA Pictorial History 1819-2000-より。