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ひらまつ作文教室

創作

2021.02.22 07:17

1月2月はじっくり、ゆっくり創作活動をしています。今回の注文は、①神様の目で書くこと。②魅力的なキャラクターを考えること。③結末までしっかり考えてから書き出すこと。出来上がったら、活字にしてチェックします。①②③の全てを満たしていなくてもOK。楽しく想像の世界を表現していこう。

出来上がったものから少しずつ紹介していきますね。


短編①コロナワールド

 2042年、コロナと人類の戦いに幕が下りた。

結果は、コロナの勝利だ。2021年に約76億人だった人口は、わずか3人になってしまった。人類はコロナウイルスを撲滅しようと必死になったが、コロナはしぶとく上手だった。次々に変異種を生み出し、いや残った人類に合わせて変異種を作り出した。地球は地球ではなく、コロナワールドとなった。

 そもそも、人間が悪だったのだ。人間たちはわずか200年の間に、地球を滅ぼそうとしていた。だからコロナは正しかった。地球を救ったのだ。


短編②人類の地球

 2021年、コロナと人類の戦いに幕が下りた。

結果は人類の勝利だ。人類はコロナの封じ込めに成功したのだ。

 コロナが生まれた時、人類はパニックに陥った。打つ手もなく、ただただやられていくしかなかった。あっという間に世界中にコロナが広がり、300万人が死んだ。それでも人類は戦った。コロナワクチンの開発に成功すると、コロナは黙々と減っていき姿をあらわさなくなった。コロナは人類を滅ぼそうとした悪だ。コロナはわずか1年半の間に地球を滅ぼそうとした。だが人類は負けなかった。人類は正しかった。           (5年生)