【Report】2021.2.11(木・祝)2月プレミアムセミナーⅡ「小学校外国語の評価~その考え方と実際~」(ゲスト:東海大学長沼君主先生)
2021.2.11(木・祝)、オンラインサロン会員限定でプレミアムセミナーⅡを開催しました。東海大学教授の長沼君主先生をお招きして、「小学校外国語の評価~その考え方と実際~」と題して、ご講義していただきました。ここではご紹介できませんが、たくさんのスライドを使いながら、学習指導要領で示された資質・能力、見方・考え方、観点別評価など基本的な部分からご説明いただき、到達目標や学習過程での評価など、具体的な事例を交えながら理論的に教えてくださいました。中学校との対比もあり、とても勉強になりました。
以下、参加者の皆さんの感想です。
・長沼先生のお話はとても分かりやすく、たくさんのゴールを持っていることで、実際に自分たちが行ってきたことの振り返りもできると思いました。評価の話は具体が分かりづらいものも多い中で、一つずつの思考していく過程や、目標に応じた評価の視点が見えてとても整理されました。同時に自分のしてきたことができていた部分と、最初に躓き、思考・判断・表現が評価しづらかった訳が分かりました。自分たちのやってきたことを覚えているうちにCan-doリストや評価内容として文字化して残しておかなくてはいけない、と感じました。ありがとうございました。
・まず活動させてから、という考え方に変更しないといけないことがよくわかりました。ありがとうございました。
・思判表を働かせるタスク設計の重要性を改めて感じました。貴重なお話をありがとうございました!
・とても勉強になりました。ありがとうございました。小中連携を大切にされた内容で、中学校の先生方にとっても大変勉強になる内容でした。
もっと早くに知って昨年のセミナーにも参加したかったと後悔しております。
・特に評価について私の理解が遅いので、直山先生や今回の長沼先生のお話などを何度も拝聴して、少しずつ理解をしている状況です。知識・技能を重視した授業になりがちなのを反省しています。相手意識、目的意識を子どもがしっかり持つことが出来れば、「これを英語で言いたい」と意欲を持って学習するし、達成感をより持てる、と私なりに解釈しました。ありがとうございました。
・小学校での外国語授業を作る上で、中学校、高校、そしてその先を見越して指導に当たることの大切さや、形成的評価、総括的評価の方法について具体例交えてお話しいただき、大変分かりやすかったです。できれば本日のご講演資料をいただきたいです。
・プロセス指向が大切なこと良くわかりました、ありがとうございました。
グループ活動での例が示されていましたが、グループにしてしまうと性格の差で、本当の力が見とれないのではないかと思っています。コロナ禍でグループ活動は禁止されているので今年度はやっていませんが、「公平な」評価をすることが難しいのではないか?という疑問があります。学び合いは必要なことですが、それを評価に結び付けるのが不安です。今年度は1人ずつ呼んで私がやり取りをしたり、個人発表で評価しました。悩みが多いです、今後も学ばせていただけたら幸いです。
・今日はたくさんの情報とご丁寧に質問にもお答えいただきましてありがとうございました!EASELの資料は手元にあるので、また読み直してみたいと思います。ありがとうございました!
・子供たちをどう伸ばしていきたいかしっかり教師側が抑え,子供たちにも見通しをもたせることが外国語の指導ではとても重要なことだと考えさせられました。また,教科化になったことも相まって,子供に力を付けさせないとと考えるあまり,内容より言語を身に付けさせなくてはという意識が先行してしまっていたと感じました。最も大切なのは,教師が指導観を変えることと子供を信じることだと強く感じました。
・本当にたくさんの学びがありました。形式的なcandoリストではなくスパイラルで活用していくことや、タスクの連続性など、今年うまくできなかったことの理由が自分の中で言語化でき、来年度にむけて準備することが明確になりました。ありがとうございました。
・最新のご研究をかみくだいたお言葉でご教示いただきまして、ありがとうございました。さっそく取り組ませていただきます。資料もご紹介いただき、たいへんありがたく存じます。どうかまたご教示いただけますように。
・本日も貴重な学びをありがとうございました。たくさんのお話を聞き、自分の頭の整理が必要ですが、今までの自分のやり方で、これでよいのだろうかとあいまいになっていたところを、修正するためのヒントをいただいた気がします。ありがとうございました。
・評価について大事なポイントを明確に表示していただけて大変参考になりました。
・指導者の腕を上げないといけないと改めて身が引き締まりました。"
・何回か長沼先生の講演などに参加させていただいたことがありますが、現場の実態をふまえた研究や資料、また中・高へのつながりを意識できる内容にいつも感銘を受けておりました。今回も小学校の教科化に向けて、悩ましい評価についてもCan-do 、ルーブリックなどアップデートされた素晴らしい内容で、今後の指導にぜひ生かしていけるようにしていきたいと思います。指導者も児童の学びを振り返り、自己の指導を振り返る、という言葉を、自省も込めて忘れないように、児童も自分も自己を調整しながら自立した学習者、指導者になっていかなくてはいけない、と思いました。有意義な時間をありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
・今回も、大変勉強になりました。中学校の事例集はまだ熟読できていなかったため、その中の大切なポイントだけでも知ることができ、ありがたく思いました。本当にありがとうございました。
・中学校までを見通すことで、小学校で大切にしたいことを実感しました。Can-doステートメント、4番目の目標は3の「そのうちできるようになること」と思っていましたが、今日の先生のお話をうかがって使い方がよくわかりました。今後もうまく使えるように勉強していきます。わかりやすいお話をありがとうございました。
・「何ができたか」より「何ができるようになりつつあるか」、学びのプロセスにフォーカスすること、自己実現のために取り組めるよう内省や自己調整できる子どもを育てること。そのためにその都度の振り返りの大切さを感じます。難しいことですが理想は高く持って考え続けたいと思います。本日は大変深いお話をありがとうございました。
・今回も非常に勉強になるセミナーを本当にありがとうございました。何ができたかという結果ではなく,何ができつつあるのかという目線で評価をすることの大切さが非常に共感できました。また,思考を働かせる必要のあるタスクを考える事の重要性も改めて身に染みました。普段中学校と小学校の現場でのギャップを感じていたので,その辺りのお話もいただけて非常に参考になりました。
・外国語の評価に悩んでいたので、おおいに参考になりました。ありがとうございました。
・深い理論を聞くことができてとても勉強になりました。キャンドゥについて、もっと勉強したくなりました。
・中学での評価基準や、ルーブリックの件を含めて色々な事を教えて頂きましてありがとうございました。この時期にもう一度考え直すいい機会になりました。ありがとうございます。
・とても勉強になりました。自分が出来そうところから実践していきたいと思います。
・中学での指導についての理解を全然していないので、知りたいと思いました。思考して判断して表現する、を、「思考」だけで捉えていた自分を見つけました。児童を見る目が少し向上したように思いました。ありがとうございました。
・評価については、様々な研修に参加してきまが、なかなかしっかりと理解が難しく、今回の内容は大変興味深い内容でした。
・中学・高校の内容も含めてお話下さったことで、小学校での学びがその後どのように生かされていくかをイメージすることができました。小学校のことばかり考えず、先を見通す大切さを改めて認識できました。また、「評価」そのものについて立ち止まって考え直すよい機会となりました。ついつい、【評価=通知表】という意識をもってしまいがちですが、まずは授業改善ですね。「指導観の転換」「評価と学習の一体化」「学習評価の意義は、子どもの自己評価を通して教師の授業を振り返り授業改善していくこと」などが印象的な言葉でした。そして、思考判断表現のキーワード、「他者への配慮」「内容の整理」に納得しました。ルーブリック等、早速活用させていただきたいです。ありがとうございました。
・長沼先生の講義に同感しました。ありがとうございました。