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おみくじと自靖自献

2021.02.23 13:38

〝ココロの泉 言の葉の森〟を発行して丸一年。

第二号の表紙の写真は、多摩川浅間神社の水晶と夕陽。この写真を撮ったのが、ちょうど1年前の2月21日だったことがわかり、今年も同じ日に同じ場所に行くことを前日に決意。

そのことを家族に話したら、長男が一緒に行くと言ってくれたので、二人で出かける。

歩いて行けないか?と言い出したのは長男。

Googleマップを開いてみると、綱島から元住吉までの区間には比較的大きな緑地が2箇所あることが分かったので、そこを通って元住吉駅まで歩き、そこからは電車で多摩川駅へということに。

春本番のような陽気。あちこちで立ち止まっては花を楽しむ。楽しい散歩です。

初めて来た日吉公園は、家族連れも、小さい子同士やちょっと大きな子たちも、それぞれに楽しめる広い公園だった。大きな梅の木もたくさん。

崖滑りやちょっとした探検気分も味わえて魅力的。

やがて、日吉と元住吉の住宅街を抜けて、元住吉駅へ。

多摩川浅間神社のある多摩川駅には、予定通り、日没の30分前の夕方5時着。

さあ、最終目的地の神社まで、気持ちがはやります。

見事な夕陽でした。

本殿前では〝ココロの泉 言の葉の森〟を一年発行できたことの感謝と、これからも喜んでもらえる詩を書くこと、さらに「日本のこころ」を学び広める活動に加わることになったご縁への感謝と精いっぱいの尽力を誓い、手を合わせました。


そして、おみくじ。

日吉を歩いていて出会った駒林神社で引いたものには……

「心急ぐことなく花咲く春の訪れを待ちましょう やがて倖せな日がやってきます 将来性のあるよい運です」

「とんと踏み出すその一足が、谷と野原の分かれ道

踏み出す一歩である。千尋の谷の底にも落ち込めば、広い花の野原にも出る。歩もう正しい道へ。心の眼を開いて、日々善行を積み重ね、御光注ぐ広い花の野に出て行こう。」

そして、浅間神社のおみくじには……

「おたすけをこうむって 福徳増し なお日に進んで望事は心のままになる 心正直に行い 正しい身を守りなさい」

水晶は、コロナ禍の感染予防対策のため、覆いが被されて隠されていましたが、神社にご挨拶に行けてよかった。

いいぞ、いいぞ、その調子で進みなさい。

心をまっすぐに向け、心を鎮めて、心の目と耳をよく開いて、正しい道を進みなさいと、励ましの言葉を頂いた気分。


その夜の「鎌倉木鶏会」では「自靖自献」を学ぶ。

こころを鎮めて、自らを何かのために使うこと、行動にうつすこと。

この日の多摩川浅間神社への参詣は、まさに自靖自献を我が身に落とし込み、その誓いを立てるためだったと、今思う。


さらに昨日、光田さんから頂いた「WAGO」という神道・神社の信仰を伝える雑誌の記事。

日本のこころ、教育……、何か新たな一筋の道がすーっと立ち現れてきている気がしている。