Yoga for autonomic nerves
自律神経を整えるヨガを取り入れてみる
寝起きでも、仕事の合間でも、寝る前でも実践しやすいヨガのポーズ
全身の血の巡りがよくなるこれらのヨガを毎日少しずつの時間継続することで
自律神経のバランスも整っていきます。
バーラ・アーサナ(チャイルドポーズ)
心と体に安らぎを与えるポーズ
左右の親指を重ねずに正座をし、両手を前方にペタっとつけます
息を吐きながら手を滑らせるように前にスライドしおでこをつけ
首、肩の力を抜き背中や腰は少し丸くなった状態をキープ
・体を脱力しながら体の重さを使って心地よいストレッチができる
・呼吸への意識もむきやすくストレス解消になる
・首や、背中や腰の筋肉をリラックスさせる
・背中から腰にかけてのストレッチで自律神経のバランスが整います。
ブジャンガ・アーサナ(コブラのポーズ)
シンプルに背筋を使うポーズ
脚は床に付き伸びている状態で大地を感じながら少し引き締まっている状態
手を浮かせてみて胸が落ちなければしっかり背筋が使えています。
うつ伏せになり足を骨盤の幅に開き、脇を締め胸の横に両手をつきます。
息を吸いながら、恥骨、太もも、足の甲を下に押し付けながら上半身をそらしていきます
(手の平を後ろに引くようなイメージを持つことで二の腕引き締め効果も期待できます)
息を吐きながら肩甲骨を下げ耳から肩を遠ざけ肘が伸びきらないところで姿勢をキープしたまま5回くらい呼吸をしてうつ伏せの状態に戻ります。
・ポーズをキープしている時心地よいと感じていること。つい力が入ってしまう時は下半身に意識を向けてみましょう。
・かかとを外側に向けないこと(足は付け根からつま先までまっすぐなラインに伸ばす)
・下半身の安定で上半身が無理なく引き上がると、肩の力が抜け首回りがスッキリすることで
心地よい呼吸が行えるようになり、自律神経も整います。
猫と牛のポーズ
深い呼吸を促し、緊張した背骨をほぐすポーズ
背中を丸くした前屈姿勢(猫のポーズ)と背中を反らせる後屈姿勢(牛のポーズ)を繰り返すことで強張った上半身が緩まり呼吸を深めます。
両手両足を床に置き足の甲を床につける
息を吐きながら手のひらで床を押し肩甲骨が広がっていくイメージを持ちながら背中を丸める
首の力を抜き、視線はおへそ辺りをみるようにする。
吸う息で背中を反らせていき、顔を斜め上に向ける
(首が詰まる感じ、痛い場合は無理に顔を上げずに正面を向いたまま首を伸ばす意識を持つだけでも良い)
自分の呼吸のペースに合わせて猫と牛のポーズを数回繰り返す。
姿勢を支える柱である背骨は中枢神経、自律神経の通り道、背骨の周りにある筋肉が凝り固まることで姿勢だけでなく内臓、自律神経の働きにも大きな影響があり特に副交感神経のスイッチをオンにします。