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Oimachi Act./おい街アクト

映画の幅と奥行きをポーランド映画で広げてみては?

2021.02.25 03:00

ポーランドを代表していた女優クリスティーナ・フェルドマンが、男性である天才画家ニキフォルを演じた作品が「ニキフォル・知られざる天才画家の肖像」。


ニキフォルの晩年を描いているので女優としては齢の"巧妙"で、奇人・変人扱いされていた老いた画家を、実に本物らしく演じている。


この作品は80歳の女性の映画であり、ニキフォルの晩年の映画でもある。

ポーランドは音楽家ショパンを育てた土壌があり、ドイツ、旧ソ連から侵略された歴史をも持つ。


映画も質の高い作品が多く、映画ファンからしてみると「世界のポーランド映画」なのだ。

ニキフォルは生涯に4万枚の作品を描いた。

あのピカソが「子供のような絵が描けたら…」と語ったのは、ニキフォルの作品に魅了されたからでは、と思ったりする。


それ程、ニキフォルの作品は"純"と感じられる。

生涯で晩年こそが彼の開運の時だった。十数回の個展が開かれ、世界のニキフォルと評された。


映画の時代背景は60年代。

フェルドマンは86歳で他界する。

2007年のことだった。



映画「ニキフォル・知られざる天才画家の肖像」

監督/クシシュトフ・クラウゼ

出演/クリスティーナ・フェルドマン、ロマン・ガナルチック、イエジ・グディコ、他