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松浦信孝の読書帳

Archive

2021.02.24 03:42

自分にとって割とよく使う言葉、アーカイブ


保管する、とでも訳す事が多いだろうか。


本というメディアは、読まれるために在り


情報を蓄えておくためにも在り


時に、単なる情報では留まらない「思い」の運び手となる。



「良い本は100年でも残る」とか「何十年何百年何千年と読み継がれてきた本こそが良い本」とか、「良い本」に関する表現は様々であるが、日々星の数ほど書籍が出版される現状において、良識ある人々による、構成に残すべき本の発掘が間に合わないかもしれない、という漠然とした不安があったりもする。


自分がいい本だと感動しながら読んだ一冊を、子孫が未来で読んで感動してくれれば嬉しい。

子孫は見向きしなかったとしても、それはそれでいいけれど(笑)


そんな中、良識ある集団が、どんなSNSでも


#sdgsbook


とつければそれはあなたが100年先(1000年先だっけな)まで残したい本ですよ。

という、開かれた意思表示の手段になり得ると教えてくれたので、それはそれでよく活用させてもらうとして、結局言いたいのは、


自分の「大好き」は自分だけのものでありながら、普遍性を持ちうる人類共通のキーワードなので、その瞬間瞬間で「大好き」と感じたものは恥ずかしがらずに世に問うていこう


ということだったりする。


じゃないと、知らないうちに「大好き」だったはずのものが世界からこぼれ落ちてしまうことだって結構、あることなのだから。