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【紹介:復活の店】福岡 梅林・Coffe&Jazz ADAMS(アダムス) 22/05

2022.05.24 16:20

22年1月、福岡大学の近くの住宅街の一角にあるお店 Coffe&Jazz ADAMS(アダムス)さんが、13年の休業期間を経て、営業をご再開。



実はこのお店、ご休業中の14年4月に訪問させていただいたことがあり、「ADAMS近況」というタイトルで記事をアップしておりました。

その中で「マスターはご復活の時を窺っておられるよう」と書いてはおりましたが、まさか、このコロナ禍(オミクロン株)自粛期間中とも思わず、ちょっとびっくり。



そして今回、ようやく再訪したのですが、またちょっとびっくり。

何と、ほとんど以前訪問した時の印象のまま。その当時の記事の内容から変更したい点が見当たらない。。。


ということで、情報を追記し、表現を一部改訂いたしましたが、基本的に当時の記事をそのまま下に転載しておきますので、ご参考ください。



そして今回唯一、以前とは変わっていて、驚かされたこと。

何と!あの高級オーディオが進化していました。。。ずっとご休業しておられたにもかかわらず。



マスター曰く、「ベルウッドランシングの製品がグレード・アップする度に聴き比べを実施。いいと思った製品を導入してきた」とのこと。

特にプリ・アンプを変えたことで劇的に変わったそうですが、その結果がこの柔らかいベースの音であり、繊細な表現力(※1)であるのならば、大歓迎。


(※1)大分・由布院の元 Living Cafe あーでんのママがご来店された折には、クラシックのアルバムもお聴きになられたそうです。

ちなみに、このあーでんさんを居抜きでご購入されたオーナーさんが、この4月に「cafe.e‐denn (エーデン)」という看板でご開業。ジャズ喫茶ではないようですが、ママの珈琲(あーでん珈琲豆屋)も飲めるようですので、併せて情報まで。


少しずつコロナ禍自粛も緩和されてきたこと、今回のご再開後、西日本新聞に取り上げられた記事(※2)の宣伝効果等もあり、少しずつ訪問客が増えているとのこと。



(※2)上の西日本新聞の記事は有料記事ですが、スマホで西日本新聞のアプリをダウンロードすれば、1本/日、有料記事が読めますので、是非ご覧ください。



そもそも、ご自宅とは言え、一度ご閉店なさった後、ご復活なさること自体、スゴいこと。

土日のお昼下がりに訪問出来る有難いお店(※3)でもあり、そのご復活をお祝いしたいと思います。


(※3)営業日時・飲食メニュー等については、お店のHP(こちら)をご確認願います。

【駐車場:有、喫煙:不可】


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【以下、2014/4の記事「ADAMS近況(ご閉店中のご自宅訪問)」を一部転載・追記改訂】


ADAMSさんに辿り着くのは、かなり大変。(注)

福岡大学/都市高速南側の住宅街、そのまた奥まったところにあるこのお店。

ご閉店中=看板もないため、完全に迷子。

結局電話して、マスターに家の前まで出て来ていただく始末。



(注:22.5.25追記)このお店の場所がわからない場合は、素直にグーグル・マップに頼るのが一番。そこには住所情報、電話番号等の情報も記載されておりますので、ご参考ください。

ただ今回、お店の看板が遠くからでも確認出来たので、その当時より随分わかりやすくなっていたのは事実です。



ADAMSさんのシステムは、現在ご自身の書斎として使われておられることも含め、大金持ちのオーディオ・マニアのシステムそのもの。

ご自宅を改装して作られたオーディオ専用の部屋。そこに据え置かれた弩級のスピーカーから始まり、アンプ、D/Aコンバータに至るまで全てベルウッドランシング製のマルチシステム。

そして入力系は、特製の超弩級レコード・プレーヤーとエソテリック初期のセパレート型CDプレイヤー。

確かに、一人で聴くにはもったいない。。。



色々聴かせていただきましたが、中でも特に面白かったのが、マスターがその大ファンで、この店の名前の由来でもあるジョージ・アダムスがドン・プーレン=ジョージ・アダムス・カルテットとして、Mt.Fuji Jazz Festivalに出演しているライブ映像。

そして、マーカス・ロバーツ・トリオと小澤征爾指揮ボストン交響楽団が演奏しているラプソディ・イン・ブルーのライブ映像。

共に白熱した素晴らしい演奏であることも事実ですが、それ以前にこの2つの共通しているのは映像付であること。



この弩級のスピーカーの間にTVをご設置されたのは、お店をご閉店されてから。

「自宅の書斎」という意味では普通の選択ですが、結果的に音楽映像をこんなスゴいシステムを使って視聴することが出来るようになった訳で、考えてみれば、これはそうそう体験出来ることではありません。

マスターはまた店のご復活の時を窺っておられるようですので、その時にはこれも大きな武器の一つになるのかもしれません。



よって、次回お邪魔する時はDVDをたくさん持参いたしますので、今後ともよろしくお願いいたします。

尚、元喫茶店だけあって、出していただいた珈琲が美味しかったのも、また次回お邪魔したい理由の一つです。


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