7911 凸版印刷(株)
国内印刷業界2強(凸版印刷・大日本印刷)の一角で、世界最大規模の総合印刷会社です。
通称トッパンです。
大蔵省印刷局でエドアルド・キヨッソーネの部下だった木村延吉と 降矢銀次郎が出資者を募ったのが始まりで、社名の「凸版」は創業当時、最新鋭であった銅凸版印刷技術(別名・エルヘート式凸版印刷)を前面に出すためにつけられたものだそうです。
最近は、従来の印刷だけでなく、印刷技術を応用したデジタル画像処理やエレクトロニクス製品にも力を入れており、カラー液晶に使用される液晶カラーフィルタ、半導体製造の原板となるフォトマスクを取り扱っています。
特に液晶用カラーフィルタの生産高は世界首位で、ICタグを用いたソリューションサービスにも積極的です。
また小石川ビル(東京都文京区)では、創立100周年記念事業の一環として、印刷博物館を併設しています。
またインターネット関連では、地図情報サイトの草分けである「Mapion(マピオン)」を事業会社化し、NTT東日本とともに株式会社サイバーマップ・ジャパン(現・株式会社マピオン)を設立、現在は同社の筆頭株主となっています。
2005年(平成17年)10月、Eビジネス事業部門の元となったコンテンツ流通配信サービス「bitway」(ビットウェイ)を、事業会社として独立させ、株式会社ビットウェイを設立しています。
2016年6月24日 金曜日 10:12 飯田橋
投資判断ですが、時価総額は売上高の半分以下で、財務も良好です。
割安感はありますが、1000株単位で、単元株が50万円以上するのがネックです。
投資金額が大きくなると、どうしても株価の変動を意識してしまいますからね。
値動き重視となると、売上高の減少が起きていて、チャートも下落トレンドな点が気になります。
1Q及び今期の業績予想も、大きなトレンド転換を促すものではないように感じます。
空売りは若干入っていますので、大きく底割れするとは思えませんが、安全第一、私の投資判断は今回は見送りです。