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ラス=カサス (Century Books―人と思想) mobiダウンロード

2020.11.18 15:21

ラス=カサス (Century Books―人と思想)

染田 秀藤 / 本


ラス=カサス (Century Books―人と思想) mobiダウンロード - 染田 秀藤によるラス=カサス (Century Books―人と思想)は清水書院 (1997/10)によって公開されました。 これには240ページが含まれており、本というジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、2人の読者から3.6の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。

ラス=カサス (Century Books―人と思想) の詳細

この本を見つけたり読んだりすることにした場合は、ラス=カサス (Century Books―人と思想)の詳細を以下に示しますので、参考にしてください。

タイトル : ラス=カサス (Century Books―人と思想)

作者 : 染田 秀藤

ISBN-104389411438

発売日1997/10

カテゴリー本

ファイル名 : ラス-カサス-century-books-人と思想.pdf

ファイルサイズ26.71 (現在のサーバー速度は22.32 Mbpsです

ラス=カサス (Century Books―人と思想) mobiダウンロード - 内容(「BOOK」データベースより) 「インディオの使徒」とか「アメリカの父」と称えられる一方、「偏執狂」とか「売国奴」と罵られてきた一六世紀のスペイン人宣教師ラス=カサス。世界史上、ラス=カサスほど、その作品がいく久しく欧米の列強諸国に政治的に利用されて、正反対の極端な評価を受けてきた人物も稀有である。「人類はひとつ」という信念にもとづいて、新世界の住民のみならず、黒人や虐げられた人々の人間としての尊厳、生命と自由を守ることに半生を捧げた行動する人ラス=カサス。ヨーロッパ中心主義的な歴史解釈の孕む独善性を指摘した一六世紀の異色の「歴史家」ラス=カサス。波乱に富んだ彼の人生と数多くの著作は、国境なき社会の到来に直面して、異なる言語や文化を担う人々との平和共存のあり方を模索する現在、数多くのことを教示してくれる。 内容(「MARC」データベースより) 16世紀の異色の「歴史家」ラス=カサスの波乱に富んだ生涯とその思想を、当時の社会的背景にふれながら立体的に解明した入門書。

カテゴリー:

以下は、ラス=カサス (Century Books―人と思想)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。

世界史を勉強した方ならご存知の通りラス・カサスは、15世紀のスペイン人でキリスト教の宣教師です。大航海時代と呼ばれる時代にスペイン王の肝いりでコロンブスらが到達した<新大陸>アメリカ。その新しい<黄金郷>に、悪名高きコルテスやピサロに代表されるコンキスタドール-富を求めて大陸へ群がり、アメリカ大陸の先住民を「知恵なき種族」と決めつけて、騙し殺戮し搾取した強欲に取りつかれたスペイン人侵略者、また入植者たちの中にあって、ラス・カサスは自らの主たるキリストの心を体現し、先住民たちを同胞、「虐げられたキリスト」と見做して彼らの保護を生涯にわたって訴え続けた聖人で、『インディアスの破壊に関する簡潔な報告』『インディアス史』などの著作で知られています。世界史を学んでいると、ソクラテスやアショカ大王、ラス・カサスやダンテ、バイロンやユゴー、ロバート・オーウェンやマルクス、孫文や魯迅など、弱い立場の人たちのために私心なく考え行動した人類の星とも言える人々に出会うことができます。何も知らぬ高校生の私にとっても(そしてわたしは仏教徒ですが)、無辜の先住民が侵略者の貪欲の犠牲になるこの世界史上の残虐な時代に、ラス・カサスの名は人間性に対する信頼を繋ぎ止めてくれる希望の響きと聴こえたものです。しかし、ラス・カサスの人生について多くのことは知りませんでしたので本書を求めて読んだのですが、生涯にわたって先住民-当時の呼称で呼ぶなら「インディオ」たち、彼らの保護と地位向上、また何よりもキリスト教への改宗を驚異的なエネルギーと熱烈な使命感で推し進めたラス・カサスにとり、現実は厳しく残酷で、その報いはあまりに少なかったと思われてなりません。スペイン人の多くはインディオを自分たちと同じ人間とは考えず、自分たちの利益に反してまで先住民の生命や人生のことなど考えようとはしませんでしたし、ラス・カサスの人間愛の熱誠は、仲間の修道士たちからさえ理解されないこともありました。それどころか、キリストの愛の伝道師であるはずの聖職者たちは入植者たちと妥協し俗世の私利に走って、ラス・カサスを攻撃さえしました。しかも後世、ラス・カサスのこのスペイン入植者批判、スペイン聖職者腐敗への弾劾は、「スペイン人は残虐で強欲な国民」という他国の「反スペイン運動」に利用されてしまい、そのため20世紀になってもスペインのラス・カサスへの評価は是非半々だというのです。一時期黒人奴隷を容認したと言いますが、後で実情をよく認識してからは容認は誤りだったとしていますし、インディオに対する態度から考えてもラス・カサスが人種や出自によって人間を差別をすることは考えられないと思います。キリスト教界、スペイン、また人類にとって明らかにラス・カサスは誇りとなるべき人物です。仏教徒から見ても疑いなくそう思います。こうした人がいてくれたそのおかげでこそ、世界は心ある人々にとって生きるに値する場所であることができるのではないでしょうか。人間の果てることなき貪欲に向かって、独り闘い続けた崇高な狂人-現代人の多くから見れば余りに強大な敵を相手に土台無理なことを成し遂げようとした旧時代の狂人に見えるでしょう-聖者ラス・カサスの名と彼の誠を、もっと多くの人の胸に刻まれることを祈らずにおれません。