信州と飛騨高山への旅 その4.高山編
2016.10.3~4
4日目、友人との久しぶりの再会もこの日が最終日でした。USJに行きたいと言っていた彼女と「今度は大阪へ遊びに来てね」とまたの再会を約束しつつ、次の目的地、岐阜県高山市に向かいました。
上田から松本を経て飛騨高山までの道は数々のトンネルと急カーブ、片側一車線ずつの山に沿って進む狭い道で一歩間違えれば谷底かダム湖に落ちそうでおまけに雨もかなり降っており、運転者も同乗者も緊張するドライブコースでした。
高山はゆったりとした時間が流れるような静かな街でした。
昼食に食べた飛騨牛のレストランの朴葉焼き定食は肉も柔らかく朴葉の上にのせた味噌にからめて食べ美味しかったのですが、カルビ焼き定食は値段のわりにしては肉が固くて、また接客がよくありませんでした。
雨も小降りになり、秋の高山祭で引き廻される11台の屋台のうち4台ずつ交代で展示されている高山祭屋台会館に向かいました。
館内は美しく煌びやかに飾られた屋台とお供の人形が整然と並べられ、光輝いていました。10月9日、10日の秋祭りには11台の屋台が出揃い、大勢の観客の目を楽しませてくれることでしょう。
次に屋台会館とは正反対にある高山陣屋を目指しました。
途中には上一之町、下一之町から上二之町、下二之町、上三之町、下三之町と名のついた古い町並みがあり、
土産物店をはじめ味噌店、醬油店、酒造会社などが軒を連ね、タイムスリップしたような趣があり、コンビニも街に溶け込むようにデザインされていました。
高山陣屋は徳川幕府が飛騨を直轄領として以来177年にわたり25代の代官、郡代が江戸から派遣されて政務をつかさどった場所です。
役所、郡代役宅、御蔵などがある思いの外広大な建物でした。
最終日は毎日朝7時から開かれる宮川朝市と陣屋前朝市を見学してから帰途に着きました。