イベント報告:ふしぎはっけん!森の探検隊 冬の森探検と火おこしチャレンジ
2021.02.25 06:10
2月23日に、「ふしぎはっけん!森の探検隊 冬の森探検と火おこしチャレンジ」を開催しました。
まず、森を探検しながら焚き木拾い。
よく燃えるのは、乾燥していて、折った時に「パキッ」と音がする小枝や木です。
子どもたちは夢中で両手いっぱいの焚き木を集めました。
次は、薪の組み立てにチャレンジです。
松葉やヒノキの薪、拾ってきた焚き木を使って、燃えやすい組み方をみんなで考えます。
薪が組みあがったところで、いざ火おこしチャレンジ!
今回使う道具は、舞ぎり式・紐ぎり式・火打石(ファイアースターター)で、特に舞ぎり式や紐ぎり式は、昔の人が火おこしの時に使っていた道具です。
慣れない道具で初めは火種を作るのに苦労しましたが、家族ごとにコツをつかみ、薪に火を入れることができました。
薪の火を大きくするために、子どもたちが火吹き竹でフーッと息を吹き込みます。
火がおきた後も、他の道具で火おこしに挑戦するなどして過ごしました。
焚火を楽しんだ後は、火の始末をしっかりして終わりました。
参加した子どもたちからは
「昔の人はこんなに火をつけることが大変で、火を大切にしていることがわかった。」
「舞ぎり式が難しくて、面白かった。」
といった感想がありました。
昔の道具を使った火おこしは、予想以上に大変でしたが、大変だった分、火熾しができた時の嬉しさを皆で体験することができました。このイベントをきっかけに、ご家族で火の大切さや付き合い方を話す機会にしていただけたらと思います。
(文・写真 ちる)