外来種と在来種の共存を考えると自然とは何かが見える
2020.12.10 06:15
最近、外来種のことがとても気になっている。
一番のきっかけは、
昨年の6月から自然産業研究所の活動を始めたことだ。
"自然産業研究所のHP"
株式会社自然産業研究所自然研は、確かな技術とネットワークを活かし、実業に貢献する実学を追求しつつ、農林水産業や農山漁村の変革、自然産業の創出を通じて、自然と人、人と人とのつながりの再生と、持続可能な地域社会の実現を目指します。ri-nc.co.jp
本拠が琵琶湖畔の雄琴にある。もともと、琵琶湖の生態系の保全や自然産業の発展に寄与するべくこの地を選んだ。
琵琶湖は淡水湖で、日本一の大きさを誇る。
意外と知られていないが、約700人の漁師が生活している。
水産資源が豊富であるが、ここにも実は深刻な外来種の問題がある。
日本中の淡水湖は皆似た良ような状態である。専門家に聞くと、一義には釣りの魚愛好家のためにブラックスバスなどを誰かが放流してきた。その結果の大繁殖。そうすると、在来種の存在が脅かされる。
すんなり、共存と行けばよさそうだが、自然の摂理はそうではない。弱肉強食だ。これは極端な話、日本の山にライオンを放つ様なことだろう。その結果は誰でも容易に推論できる。
外来種について考える時に、必ず登場するのが在来種の保護である。誰しも心情的には、その国、その地域特有の種は守りたい。
自然を守るという感覚に近いと思う。
私は、どうやって、淡水湖に外来種がやってきたかを知りたくなる。
鳥や植物なら空からということは考えられる。魚の場合は分かりやすい。誰かが持ち込む以外になさそうだ。
このブラックバスの問題は、持ち込んだ最初の人は、自分が釣りを楽しめれば程度の気持ちだったはずだ。結果を見れば大いに反省していることだろうと思う。
自分の今行う行動が、広範囲へ影響を及ぼすことや将来の影響まで見通して責任ある行動ができる人は少ない。
人間とは本能的に身勝手だとも言える。
淡水魚で考えると、理解は早いが、では、植物や他の生き物ではどうだろうか?
野菜はどうだろうか?
例えば、野菜の王様、栄養満点のモロヘイヤは日本のものではない。
今、スーパーに行くと、20年前は日本で見たことのないような野菜が沢山ある。
もちろん、品種改良もあるだろうが、海外からのものも多い。
ただ、農業に関しては基本的にビジネスとしてコントロールされているので、
ブラックバスのような心配はいらない。
では、花はどうだろうか?
ネットで少し調べても問題は色々とあるようだ。
例えば、花でいえばオオキンケイギクの問題がある。花と外来種で検索するとトップに登場する。
きっと、日本人の多くは、どこかでこの美しいキクを見たことがあるだろう。
それだけ一気に想定外に繁殖したようだ。
ウィキぺディアによると、
大金鶏菊、学名:Coreopsis lanceolata)はキク科の植物の一種で、黄色い花を咲かせる。北アメリカ原産の宿根草で、日本ではドライフラワーに利用されていたが、外来種として野外に定着して問題となり、現在は栽培が禁止されている。