やりたいことが日々増えていく私は、これからどう行動すればよいか?
2020.11.18 10:25
何かを始めるのに遅すぎることはない。
このフレーズを20年ぐらい前から、ことあるごとに使ってきた。
もともとは、周りの人を勇気づけたり、叱咤激励する意味で使っていた。
江戸時代に50歳過ぎてから、日本の地図を作った伊能忠敬をモチーフにした言葉だ。この時代の50歳代というのは、今まであれば、70歳代に匹敵すると思う。
“何かを始めるのに遅すぎることはない”
時代背景と重なって、年上の人に対しての応援の言葉としては最適だった。
私が創業して10年目ぐらいの40歳過ぎた時、一回り上の方を社員として採用した。
元大手百貨店の執行役員を務めた人で54歳だったと思う。
その当時はまだ60歳定年の時代だ。
私が面接の中で“不完全燃焼ですよね。完全燃焼しませんか?”と言ったことが、決め手になったようで、数年間一緒に仕事した。その後、彼は独立した。今でも現役でいらっしゃる。
ベトナムを中心にアジアビジネスも20年を越えた。アジアでもう一花咲かせませんか?も良く使ってきた。これは近藤昇語録だ。今では、アフリカでもう一花咲かせませんか?に進化した。
人生100年時代。70歳代でもバリバリお元気な方が増えてきた。国内外で多様な選択肢が増えることは大歓迎である。
今、私は50歳後半になった。
31歳で創業したので、今の時代でも創業年齢としてはとても若い部類だ。
若さゆえ、好奇心旺盛も重なって、その当時は、なんでもトライしてみた。
知人が私を誰かに紹介する時は、”アグレッシブな人”として、紹介頂くことが多かった。最初は少し違和感を感じたこともあったが、今ではすっかり誉め言葉だと思っている。
だから、どちらかと言うと、何かを始めるのが早すぎる。と再三言われてきた方だ。