メタ認知　～帰属～

こんにちは。

三寒四温の候、体調管理が難しいものですが皆様はいかがお過ごしでしょうか。

春の訪れまで、いくらか日があるようですね。

さて、本日はメタ認知の帰属のプログラムについてご紹介させていただきます。

「帰属」とは出来事の原因を推測することです。

簡単に言うと、誰かのせいにしたり、自分のせいにしたりすることです。

同じ出来事でも原因が全く違うかもしれないということを私たちはよく見落とします。

物事の原因には「自分」「相手」「状況（環境）」という３つの帰属があります。

どの帰属に偏ってもメリット・デメリットはあります。

失敗を自分のせいにし、成功を相手や環境のおかげと考えがちだと自己肯定感や自尊心が低くなります。

これはうつ病の方に多い傾向です。

逆に失敗や悪い出来事を他人や環境のせいにしがちなのが統合失調症や妄想性障害の方に多くみられる帰属バイアスです。

帰属を考える意味はバランスのとれた考え方をするためです。

私自身、成功も失敗も相手や環境のせいにしがちなところがあるので自分にストレスがかかり過ぎない落としどころを探して自分や周囲とうまく付き合っていければ良いなと思います。

利用者　o.k