明智光秀の娘「明智たま（のちの細川ガラシャ）」が、細川忠興のもとに嫁ぎ新婚生活を送った勝龍寺城（現在の勝竜寺城公園）がある長岡京市。

現在、長岡京市では、そんなガラシャと忠興にちなんだオリジナル婚姻届を作成中とのこと。3月1日からは、長岡京市のLINE公式アカウントなどで最終デザインを決める決戦投票が始まります。お気に入りの婚姻届にぜひ投票してみてはいかがでしょうか。

見出し一覧

●細川ガラシャ・忠興夫妻って？

●細川ガラシャモチーフの長岡京市オリジナル婚姻届に投票しよう！

●デザイン案大公開！

細川ガラシャ・忠興夫妻って？

明智光秀の娘・たま（のちの細川ガラシャ）は、織田信長のすすめで、細川藤孝の長男・忠興（ただおき）と結婚することに。忠興の居城、勝龍寺城で幸せな新婚生活を過ごしたと言われています。

ガラシャと忠興が暮らした勝龍寺城は現在、勝竜寺城公園として整備され、細川家の歴史を紹介したミュージアムも併設されています（見学無料）。

また、公園内にはガラシャと忠興が仲睦まじく並んでいる像も。ゆかりの地として、地元民からも慕われているのですね。

↓細川ガラシャに関する過去記事はこちら

細川ガラシャモチーフの長岡京市オリジナル婚姻届に投票しよう！

そんな細川ガラシャ・忠興夫妻にゆかりのある長岡京市では、現在「細川ガラシャ」「ガラシャの婚姻」をイメージした婚姻届を作成しているそう！長岡京市らしさや祝福の雰囲気が感じられるデザイン案を全国から募集し、全国から47件もの応募があったなかから最終選考に7案が残りました。

3月1日からは、決選投票が実施されるそう。長岡京市の公式LINEアカウントと市内に設置する投票板で受け付けがスタートします。

LINEでの投票方法は、まず長岡京市の公式LINEに登録して、3月1日に配信されるアンケートに投稿するというもの。

投票板は、長岡京市役所1階ロビー、勝竜寺城公園、図書館、JR長岡京駅改札前の4カ所に設置するので、お気に入りのデザインにシールを貼って投票しましょう。

期間は2021年3月1日（月）～14日（日）まで。市内外のどなたでも気軽に参加できます！

（結果は長岡京市の公式ホームページや、SNSで３月下旬に発表します）

↓詳細はこちら

投票してみたいな、という人は、こちらから長岡京市公式LINEアカウントをお友だち登録しておきましょう。

http://www.city.nagaokakyo.lg.jp/0000009620.html

デザイン案大公開！

候補作品は以下の7作品です。いずれも素敵な作品ばかり！

作者からのアピールポイントもチェックして、お気に入りの婚姻届にぜひ投票してみてください♪

作品番号1「祝い鶴　－ガラシャの婚礼ー」

ガラシャ祭の行列メンバーに見立てた折り鶴をデザインの上下に並べ、行列巡行を表現しました。メインの二羽は細川忠興と明智たまの婚礼の儀の様子です。
また背景には、一年を通して美しい自然を感じられる長岡京の象徴として、キリシマツツジ、モミジ、菜の花、竹を取り入れ、華やかなイメージにしました。

作品番号2「花結（はなゆい）」

ガラシャがお嫁に行く場面をイメージしてデザインしました。自然豊かで風光明媚な長岡京市を勝竜寺城、ソメイヨシノ、キリシマつつじ、牡丹、紅葉、竹で表現しました。

作品番号3「これからの二人に祝福を」

風にたなびく反物と、一緒に舞い落ちる市の木である紅葉の葉がこれから二人手を取って歩き出そうとする細川ガラシャ達の背を押し、祝福するイメージで作成しました。

作品番号4「京の光」

戦国の世を駆け抜けた明智光秀の活躍と娘のガラシャの幸せな婚姻を陽光が照らす、その様子を美しい紅葉を背景に長岡京らしい世界観で表現しました。

作品番号5「あなた達が創る歴史に」

この婚姻届を一目見ただけで長岡京市のものだと理解してもらいたかったので、キシリマツツジを画面にたくさん配置しました。左上の婚姻届の文字にあしらえた絵巻物にはこれから結婚し、共に寄り添っていく夫婦の歴史を刻んで欲しいという思いが込められています。右下のガラシャと忠興が手をとりあっているイラストの背景には勝竜寺城や菜の花、メジロを描き、長岡京市の魅力も伝えつつ、結婚されるお二人を祝福する思いが込められています。

作品番号6「長岡京ガラシャのお祝い婚姻届」

長岡京の観光地であり、細川ガラシャと細川忠興が新婚時代を過ごしたとされる「勝龍寺城」と、二人をメインに全体的に華やかでかわいらしいイメージに仕上げました。
ガラシャ像はユリの花を持っていますが、こちらのガラシャにはユリとバラの「ホワイトブーケ」を持たせました。
縁起の良い和柄を取り入れ「おめでとう！お幸せに！」という気持ちを込めてデザインしました。

作品番号7「長岡京の新しい毎日」

結婚して新生活に浮き立つ気持ちと不安な気持ちがあったガラシャを月明りと火を灯してあたたかく迎え入れた勝竜寺城の輿入れをイメージしました。結婚して長岡京市に住むすべての夫婦・家族が長く幸せに過ごせるよう、貝桶の六角形を並べました。
ガラシャが過ごした幸せな新婚生活を構成する模様には、四季や恵みなどくらしの幸せ、現代の長岡京市の住み良さをちりばめています。
ロゴデザインの色を基調に壁に飾りたくなるような見栄えにしました。

細川ガラシャをモチーフとしたオリジナル婚姻届、いかがだったでしょうか？

一番多くの票を集めた作品は、この春から実際にホームページなどでダウンロードしてつかえるようになるそうです！

結果は３月下旬に、このセンス長岡京でもお知らせしますので、楽しみにお待ちください♪