【番外編~海外ワイン】エラスリス・ヴィニエド・チャドウィック ‘13
チリのワイン、チャドウィックを飲みました。
エラスリス・ヴィニエド・チャドウィック ‘13
(外観)
深みがあり、やや紫から黒味を帯びた深いガーネット色。
やや濃く粘性もやや強めで高いアルコール度数を感じさせます。
やや熟成した印象で葡萄もよく熟したような様子です。
(香り)
しっかりと感じられ、カシスやブラックベリー、乾燥イチジクといった黒い果実を思わせます。バラのような華やかさがあり、少しドライハーブやたばこのような清涼感があります。また黒コショウやナツメグといったスパイス、少し燻製したような香りもあります。全体的に熟成した様子が香りから感じ取れます。
(味わい)
味わいはやや強く、甘みは少なく、丸みのある優しい酸味です。緻密なタンニン。全体として力強く骨格のしっかりとしたバランスを思わせます。アルコールはやはりしっかり感じられ、長い余韻を楽しむことができます。
全体的に力強い香りと味わいで、しなやかさがありつつもいきいきとしたワインです。
脂がしっかりと乗った牛肉のステーキと合わせると、非常に良い味わいでした。
家のフライパンでお肉を焼いたのが本当にもったいない。
できることなら高級レストランに持ち込み、素敵な料理と合わせたいワインです。
あっさりしたお肉やサラダだとワインの風味が勝ってしまうため、血肉をしっかり感じられるようなジビエ料理、牛肉や仔羊のステーキなど格別なお料理の際に開けるのがお勧めです!
高級ワインを開けたため、日本ワインとは関係ありませんが記録のためにメモしておきます。。
**チャドウィックにおける参考資料**
●チャドウィックとは
下記リンク先↓より一部編集して掲載
故ドン・ アルフォンソ・チャドウィック・エラスリスに敬意を表したいという、家族の長年の夢を形にしたもの。チャドウィック家に代々受け継がれる卓越したワインへの情熱を反映するウルトラ・プレミアム赤ワインを造ることが夢でした。
ヴィニェド・チャドウィックが持つマイポ・アルト地区のブドウ畑は、チリにおけるカベルネ・ソーヴィニョンの揺籃地(ようらんち)と呼ばれ、傑出したフィネス(優雅さ、上品さ)と高い品質を持ったカベルネ・ソーヴィニョンを生み出すチリで最良のテロワールを持っています。
非常に厳密な選果と、優しくブドウを扱う最高の醸造方法によって造られる、至高の手工芸品ともいえるワインを生みだします。チリで最も才能ある醸造家の一人とされるフランシスコ・ベッティグは、この畑が永遠に進化を続けると予見しています。
1992年に植えられた15ヘクタールのカベルネ・ソーヴィニョンの畑は、1ヘクタールに4,166本の樹が植えられています。平均収量は低く、年によって1ヘクタール当たり2.5~5トンのブドウが収穫され、わずか5,000~10,000本 のワインとなります。これらのワインは、世界中の最も優良なワイン市場に割り当てられます。
ヴィニェド・チャドウィックは卓越したワインとしての長い歴史を持っています。このワインは常に著名な評論家たちから高い評価を受けてきましたが、その一つは、何年にもわたってロバート・パーカーがこのワインに、チリのカベルネ・ソーヴィニョンの中で最高の得点を与え続けたことです。これにより、このワインの品質に関する無類の記録が蓄積され、高い国際的評価を確率することにつながりました。
チリで初めての完璧なワイン
2016年5月、ヴィニェド・チャドウィック2014年は、ワイン評論家ジェームズ・サックリングから完璧を意味する100点満点を獲得し、チリワインで初めて世界最高レベルの評価を達成しました。この完璧な得点は、チリとマイポ・アルト地区を、ボルドー、トスカーナ、ナパと並ぶ世界最高品質の赤ワイン産地に位置付けました。
ヴィニェド・チャドウィック2000年は、権威あるデキャンター誌から「ワイン・レジェンド」賞を授与されました。これはヴィニェド・チャドウィックを、同じ賞を受けたペトリュス、シャトー・ラフィット・ロスチャイルド、シャトー・マルゴー、ドメーヌ・ ド・ラ・ロマネ・コンティ等の世界で最も著名なワインと同等に位置付けるものです。
●神の雫で登場
マリアージュ〜神の雫最終章〜 第9巻
神の雫騎士団の課題3品目「プレ・サレ仔羊のロースト」で雫が合わせるワインとして登場。
『世界中からトップバレエダンサーを夢見て若者たちが集い、情熱をぶつけ合いしのぎを削る「ローザンヌバレエコンクール」。その激しくも優雅で、躍動感と静謐となによりもドリームに溢れる舞台そのもののマリアージュ。』と表現していました。