父親の病状
10年以上昔、父が癌になりました。
その時点で既に手術は出来ない状態で放射線治療をした後に経過観察をしながら現在まで普通に生活を続けていたのですが、去年末に別の癌が発見され、今年に入ってから手術をしました。
その後浸潤がみられて、若い人だったら抗がん剤治療をおすすめするのだけど、体力的に厳しいかと思うので広がらない事を祈って様子見を提案されたらしい。
母親から家族とも相談してと言われたけどどう思いますか?とメッセージが届いた。
私は実家に住むことを拒絶されたので、この両親と関わるメリットが無いと判断し、縁を切ろうと思っていたのでメールは拒否設定にしていた。そしたらショートメッセージで連絡が来た。もちろん無視した。
その後数週間後にまたメッセージが来てまた入院する事になった、癌が転移してしまったと書いてあった。仕方が無いのでお大事にと送った。
父はもう80歳なので充分長生きしたし、もういいでしょという感じ。
癌だとか転移だとかでギャーギャー騒ぐような年齢ではない。
本人たちが生きる分には潤沢な資産がある。だけど労働をしているわけではないから収入は年金しかない。生産しないんだからもう生きていても仕方ないのでは?と思う。
色々と仕方が無いよね。命だけは誰だっていつかは尽きるのだから。だからいつその時が来ても後悔の無いように精一杯生きろという事なんだろうけど・・・。
こっちは死ぬ当日まで働き続けないとならないんだから少しでも、1円でも多く財産を遺して欲しい。それを言い換えると早よ死ねという意味になってしまうんだけど。
これからの貧民は末期癌だろうが腕や足が数本なくなろうが、臓器が何個なくなろうが関係なくフルタイムで過酷な労働をしなければ食えないのだ。書いていて心底うんざりする。
しかし癌闘病なんて本人もうんざりだろう。
この間、私よりも年下の40代前半女性の癌闘病ブログを読んだ。痛そうで辛そうで気の毒になってしまった。それでも生きようとするその人が強いなと思って、尊敬したわ。
やはり病気の一番の特効薬は「生きたい、生きよう」という本人の強い気持ちなんだろうなあ。
どんなに医学が進歩したって生きたくない人の病気を治すのは簡単ではないんだと思う。というか生きたくない時点で病気というか。
とりあえず健康に気を付けようと思う。
自分の理想は何の自覚症状も無かったのにいきなり余命2日状態の末期中の末期で病気が発覚し、「え?え??」とか思っている内に死んでしまうというw
中途半端に重めの病気が見付かって入院やら手術やらで働けないから収入は無いのに治療費はかかるわ、肉体的にも精神的にも苦痛だわ、そうかと言ってすぐ死ぬわけでもないわというのが一番キツイしその状態になりたくない。
だったら健康で身体の異常は一切無い状態で肉体的な苦痛は無く、仕事も仕方なくでもやれる状態にしておきたい・・・
自分もいつかは死ぬわけだけど、なるべく早くそして苦痛無くその時を迎えたい。
両親の事ははっきり言って嫌いなんだけど、だけどなるべく苦痛なく安らかに旅立って欲しいなとは思います。
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