2023-099 府中牝馬S
アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス(GⅡ) 本競走は、昭和 28 年に創設された『東京牝馬特別』を前身とする重賞競走。創設時は 2000mであったが、昭和 30 年に 1600mとなり、平成 8 年にはエリザベス女王杯の前哨戦として 1800mに延伸され、23 年にGⅡ競走に格上げされた。なお、第 1 着馬には同年のエリザベス女王杯への優先出走権が与えられる。また、29 年より『アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス』と競走名が変更され、 同国のレパーズタウン競馬場との交換競走として実施されている。同競馬場は、ダブリンの南に位置し『アイリッシュチャンピオンステークス』などが実施されている。
【コース】東京芝1800m
スタート地点は1~2コーナーの間にあるポケット。正面から見ると斜めに横切り、向正面の直線に合流するという特殊なコースとなっている。スタートから向正面の合流地点までの距離は約150m。3コーナー手前にさしかかるところで緩い上り坂。3~4コーナーにかけては下り坂になっている。最後の直線に入ると、途中からなだらかな上り坂(高低差2.1m)。東京競馬場全体の高低差は2.7mある。最後の直線距離は525.9mで、新潟の外回りコースに次ぐ長さ。仮柵によるコース設定はA、B、C、Dの4パターン。3mごとに幅員が異なる。例年、Dコースは1~2月に使用され、芝内側部分を保護している。
【馬番枠番・性別馬齢】
6枠の連対少なく、内枠~中枠有利。
1着の馬番は2桁が多く、10番以降の1着馬番は9回出ている。
馬齢では4・5歳馬中心で、7歳馬はやや苦戦。8歳馬は厳しい。1
6年連続4枠が連対中。 5年連続1桁馬番同士の決着。
【人気・配当】
馬単の万馬券は7回と多く、1着が低人気馬の勝利に注意。
下位人気・2桁人気は1~3着でまばらに出ている。
1着はほぼ7番人気以内で、6番人気の1・3着がない。
3着では7・8番人気に注意。
2年連続で1番人気が連対中。