#165 写真でふりかえる、団地解体工事
【鈴木純・愛】
こんにちは、ベランダ通勤の鈴木です。
二宮団地再生プロジェクトの一環として、減棟(賃貸を終了した棟を解体)がおこなわれています。その第一弾の解体が最近終わって、跡地が駐車場になりました。
どうですか、綺麗な駐車場ですよね。で、実は密かに解体の様子を撮影していたので、駐車場完成記念として、写真で解体工事をふりかえってみたいと思います。
解体工事がはじまったのは去年の6月ごろ。解体される棟の周りに三角コーンや資材が置かれたり、でっかい重機が出入りしたり、いよいよはじまるんだなぁという気持ちになったことを覚えています。
しみじみしているのもつかの間、すごい音がするので何事かと外をみると、どえらい量の物がどんどん投げ出されていました。よくみてみるとこれらは団地の部屋にある棚や襖などなど。最初は部屋の中から解体するんですね。
建物が内部から解体されるのと並行して、外側に足場が組まれていきます。これはなんだろうと思っていると…
足場がさらに白い壁のようなもので囲まれました。こうすることで音や振動、埃を外に出さないようにしているようです。解体工事と聞いて「爆破とかしたらどうしよう…」とちょっと不安だったのですが、そんなことはありませんでした。ホッ。
棟が覆われて数ヶ月、壁が上のほうから徐々に撤去されはじめました。写真左の棟と比べると解体作業が進み、建物の上部が無いことがわかります。
どんどんと解体は進み、もうほとんど建物が無くなっていました。まさに「瓦礫の山」すごい状態です。
それからさらに数ヶ月後、瓦礫も綺麗に片付いて更地になりました。「建てる」作業もすごいなぁと思いますが、それを「壊す」作業もまたすごいということを、団地の解体作業をみて思いました。
最後は更地になった地面が平らになりアスファルトで固められて、駐車場が完成しました。駐車場が増えたことでさらに団地の生活が快適になりそうです。工事関係者のみなさま、お疲れ様でした。
大きな建物が解体される様子を間近でみることができ、とてもいい機会となりました。なんか得した気分です。それでは、また!