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上下関係を作らない人間関係①

2016.10.18 01:43




私たちは小さな頃から、相手を大切にすることを徹底的に教え込まれてきました。



それは親から、学校の先生から、周りの大人から教わってきたこと。



本当に尊いことだと思います。




そしてそれと同じくらい、自分を大切にすることが大切です。




今、親の立場、上司の立場、部下の立場において

場合によって無謀ともとりかねられない上下関係から脱却できずそれぞれの立場で悩んでいる方が多くいらっしゃいます。



「子どもが(親の)言うことを聞かない」

「何度言われても解らない部下は怒鳴られて当然(部下育成に困っている)」

「上司からハラスメントを受けて辛い」

などがその代表。




本当の意味で、自分を大切にするということがわからなければ、

相手を大切にするということの本質が見えずに上下関係に苦しめられることになります。




「部下育成をしているという大義名分と『育てたい』と思うのに相手が思うように育たなくてやきもき→どうしたら解決できるのか分からない時に溜まったエネルギーが爆発することで起こるパワハラ」、


「部下がそんな上司に認められよう、気に入られようとするために取るおべんちゃらや、

理解しているはずなのになぜか間違えてばかりいるというような

自分の本来の能力を発揮できなくなってしまう様々な行動」


という上下関係の縮図は、

親子関係でも同じ。


(子どもは親から愛されているという満足感を得るために様々な行動をとる。それが困った行動でさえも存在を認めて欲しいという承認欲求。)




アドラー心理学では上下関係は作らず、

横の関係性を作ることを進めています。



とはいえ、

上下関係の中にどっぷりはまっていると

いきなり「横の関係性を築きましょう!」

と言ったところで難しいのが現実的。




ということで、今の場所から始められることを見つけていきましょう♪




今日は「上下関係の下の立場」からお話しします。

(アドラーでは上下関係を用いませんが、ここでは便宜上、「下の立場」や「上の立場」という書き方をしています(*^^*))




先日仕事についての不満でこのような話を聞きました。




「私たち下っ端は上の人から見たら虫けらのように扱われるから辛いのよね」




この渦中にいる「下」の方から見ると、

「これは登り越えるには高すぎる壁だ」

と感じていることでしょう。 



しかし実際は意外にシンプルなのですね。




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「上」に敬意を払いながら、

「人間の価値としては同じ」

というスタンスを心の中に持つ。

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逆に言うと、

「人間の価値として下に見られている」

と感じた場合、それはキッパリと態度に出して良いということ。




それが「抗議」という形に出るか、

「話し合い」という形に出るか、

「休む」という形に出るかは個々の段階によって異なります。




「下」にいる(と思っている)自分は、

どういう態度をとれば「上」から「人間の価値として下に見られ」ないのかということを知っておくのも大切になります。




それは、

・相手の目を見て話を聞くこと

・「ありがとうございます」という感謝を口に出すこと

・「すみません、分からないのでもう一度お願いできますか?」という接頭語を付けること

・自分が以前からやりたいorやってみたいと思っていたことをやってみる

のような普段からの行動。




中でも

「自分の本当の満足に繋がる小さなことって何だろう」

という問いかけを自分自身にし、

その手段をたくさん持っていることはとても大切になります。




それと並行して、対人関係の基本である

相手の目を見ることや、感謝を伝えること、ことわりをいれること、謝ること

をできるところから実践していく。




それを「下の自分からできること」

すなわち「自分のこと」として淡々とやっていくと、

「上」からも大切にされるようになっていきます。




なぜか。  



「自分自身に敬意を払っていて、なおかつこちらにも敬意を払っている人」

を人は邪険に扱えないのです。




自分自身に敬意を払って生きている人は

自分の気持ちや考えにも素直なので邪険に扱われると察知するとバリア(言葉や態度)を張るので。




上下関係でお悩みの方は、ぜひご自分を大切にすることから始めてください(*^^*)