お多福来い来い: てんてんの落語案内 mobiダウンロード
お多福来い来い: てんてんの落語案内
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内容紹介 【メディア掲載レビューほか】 ◎評者/春風亭一之輔(落語家) 「そうだ、こういう新鮮な意見が欲しいのだ」 ここ数年、落語ブームのせいか初心者向けの落語入門書が年に何冊も出版されている。 が、だいたい力が入りまくっている。「落語って凄いんだよっ! 今、聴かなきゃダメ! 」とやたらに押し付けがましくて、初心者には情報量が多過ぎ。入門書だけでお腹いっぱいになってしまう。気軽に手に取った初心者はドン引きだろう。 落語家が言うのもなんだけど、落語ってそんなに「凄く」ない。いや、凄い落語家の落語は凄い。そうでもない落語家の落語はそれなりだ。誰でも聴けばすぐに大笑いで楽しめる…というものではない。かといって理屈や情報で固めて頭でっかちでのぞまなくても、日本語が分かればなんとなく分かる、それが落語。 落語とは『足湯』のようなもの。温泉ほどかまえることなく、お金もさほどかからない。なんとなく、つかってみようかな…と気軽に足を突っ込んで、出たくなったらすぐ上がっちゃえばいい。心と身体がホカホカしたようなしないような…。効いてるような効いてないような。効いてなくても、文句を言うほどでない。でもハマると癖になる。と言っても「あー、いい塩梅…」くらいの効能。それが、落語。 本書は落語との、ほどよい距離感で書かれたゆるーい落語案内。著者は自称『ネガティブ思考クイーン』。冒頭、ふとしたきっかけで落語を聴きに行く。演目は「弱法師(よろぼし)」。とても初心者向けの落語ではない。著者は言う。「わからない」。わかったような気持ちにならないのがいい。実に素直。著者はそこで思う。「落語って私が思ってたのとちがうのかも…」と。でもこの落語をきっかけに「落語と接していってみようかな」とも思いはじめる。ホッとした。でも出会いってこんなものだ。 ページをめくると、著者自身が聴いた、思い入れのある演目を紹介するかたちで話は進む。うんちくや小難しい情報は入れず、自身の率直な感想を交えて、同じ立場の初心者にはとても分かりやすいだろう。 落語好きのツレ(夫)に「面白いから聴いてみろ」と『替わり目』という落語を聴かされ、著者は「こんなのダメ! 」と怒り心頭。『替わり目』は名人・古今亭志ん生の十八番だ。「亭主関白の酔っ払い」噺を、「時代に合わない、全然笑えないっ! 」と素直に腹を立てる著者。凝り固まった落語好きには言えないセリフだ。落語家からすると耳が痛い。そうだ、こういう新鮮な意見が欲しいのだ。落語はドンドン変わっていってよいのだから。勉強になります! 落語には聖人君子は出てこない。どうしようもないダメ人間ばかり。そいつらが頭ごなしに否定されるわけでなく、「まぁ、その辺でてきとうにやってなよ」と和気あいあいそれなりに生きている。日々に疲れたらこんな世界を覗いてみてはいかがでしょう。まずこの本を手に取って、『足湯感覚』でちゃぽん。もし肌にあわねば無理せずに。それが、落語ですから。 (女性セブン2018年8月2日号掲載) 【内容紹介】 春風亭一之輔さんほか、大絶賛の声が続々! ベストセラー『ツレがうつになりまして。』作者が描く、笑いと涙と希望が詰まったコミックエッセイ集 「どうせ私なんて 何やっても うまくいかないんだ。 私は何もできないダメ人間だし オタフクだし」 そんなネガティブ思考クイーンだった漫画家・細川貂々さんが―― 「どうも私 なんだか何をやっても うまくいきそう。 私はうたれ強いカメ人間だし お多福だから シアワセがたくさん来る」 と、落語を通して希望をもてた! 貂々さんが本書で取り上げるのは、「芝浜」「牛ほめ」「まめだ」「七段目」「死神」「寿限無」「唐茄子屋政談」「七度狐」「松山鏡」「後生うなぎ」「始末の極意」「替わり目」「時うどん」「あたま山」「ざる屋」など名作古典落語24演目。 落語に登場する「愛すべきダメ人間」たちに学んだ「シアワセの招き方」を愛情たっぷりに描きます。 「自分が大キライ」――生きづらさを感じているあなたを励まし、そっと背中を押してくれる、かつてないコミックエッセイ集の誕生! 出版社からのコメント 本書には、細川貂々さんが落語を学んだ釈徹宗先生や、貂々さんのコミックエッセイには欠かせないツレさん、ちーと君もたっぷりと登場します。釈先生は本書を評して「貂々さんの成長物語になっているのが魅力」とおっしゃってくださいました。そのほか、「読んでいると幸せな気持ちになった」「寄席に行ってみたくなった」「『まめだ』には思わず泣いてしまった」など、読者のみなさんから嬉しい感想を多数いただいています。 貂々さんファンの皆さんにはもちろん、落語好きのかたや落語ってどんなものだろうと関心のあるかたも楽しめる内容になっています。 何かと生きづらい世の中ですが、貂々さんが描く落語の登場人物たちの姿を通して、きっと人生を楽しく生きるヒントが得られるはずです。読むとお多福がやってくる、楽しい1冊をぜひご堪能ください。 内容(「BOOK」データベースより) ネガティブ思考クイーンの漫画家・細川貂々が落語と出会いシアワセを見つける笑いと涙と希望が詰まった傑作コミックエッセイ集! 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 細川/貂々 1969年埼玉県生まれ。セツ・モードセミナーを卒業後、漫画家、イラストレーターとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
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細川貂々さんのことは「ツレがうつになりまして」がきっかけで色々な作品を読ませていただいてます。「それでも母が大好きです」以降少し作品の雰囲気が変わったなあと思っていました。その中でも今回の作品は一番自然体のてんてんさんが、楽に呼吸して感じたままを描いているような印象でした。落語の面白さだけではなく、現代に生きる私たちが?と感じるところも、素直に?として表現していて、だからこそ落語って引かれるのかなとかも思ってしまいました。作中の釈先生もとても特徴を捉えて、でも可愛らしくて描かれていて楽しめました。