魄(たま、はく、ひゃく)
https://ameblo.jp/shibaracu/entry-12614211296.html 【魄(たま、はく、ひゃく)】より
★たま 【▽魂/霊/▼魄】
〔「たま(玉)」と同源か〕たましい。霊魂。
万物にやどり、また遊離しやすい存在と意識され、
「木魂(こだま)」
木霊 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/木霊
木霊(こだま、木魂、谺)は樹木に宿る精霊である。また、それが宿った樹木を木霊と呼ぶ。 また山や谷で音が反射して遅れて聞こえる現象である山彦(やまびこ)は、この精霊のしわざであるともされ、木霊とも呼ばれる。
「言魂(ことだま)」 https://ja.wikipedia.org/wiki/言魂
一般的には日本において言葉に宿ると信じられた霊的な力のこと。言魂とも書く。
声に出した言葉が、現実の事象に対して何らかの影響を与えると信じられ、良い言葉を発すると良いことが起こり、不吉な言葉を発すると凶事が起こるとされた。
そのため、祝詞を奏上する時には絶対に誤読がないように注意された。
今日にも残る結婚式などでの忌み言葉も言霊の思想に基づくものである。
「船魂(ふなだま)」 https://ja.wikipedia.org/wiki船魂
船霊(ふなだま)とは海の民が航海の安全を願う神。船玉とも表記する。また、地方により、フナダマサン、フナダンサン、オフナサマなど、様々な異名がある。
天平宝字6年(762年)に嵐にあった遣渤海使船能登で、無事の帰国を船霊に祈ったことがあり、起源は相当古いようである。
「和魂(にきたま)」・「荒御魂(あらみたま)」
https://ja.wikipedia.org/wiki荒魂・和魂
荒魂(あらたま、あらみたま)・和魂(にきたま、にぎたま、にきみたま、にぎみたま)とは、神道における概念で、神の霊魂が持つ2つの側面のことである。
など多く複合した形で用いられるとともに、
盂蘭盆会「魂祭(たままつ)り」(魂祭から転送)
https://ja.wikipedia.org/wiki盂蘭盆会
盂蘭盆会(うらぼんえ)
太陰暦7月15日を中心に7月13日から16日の4日間に行われる仏教行事のこと。
盂蘭盆(うらぼん)、お盆ともいう。また、香港では盂蘭勝会と称する。
「魂送り」検索結果
魂送り(たまおくり)とは何? Weblio辞書
「魂送り」の意味は盆の16日の夜、送り火を焚いて、先祖の霊を送り帰すこと。
「鎮魂(たましずめ)」https://ja.wikipedia.org/wiki鎮魂
鎮魂(ちんこん、たましずめ)とは、人の魂を鎮めることである。今日では「鎮魂」の語は、死者の魂(霊)を慰めること、すなわち「慰霊」とほぼ同じ意味で用いられる。しかし、元々「鎮魂」の語は「(み)たましずめ」と読んで、神道において生者の魂を体に鎮める儀式を指すものであった。広義には魂振(たまふり)を含めて鎮魂といい、宮中で行われる鎮魂祭では鎮魂・魂振の二つの儀が行われている。
津城寛文は、著書「折口信夫の鎮魂論」(春秋社、1990年)で、鎮魂とは神道の根本となる、一般に考えられているよりももっと大きな思想で、折口の有名なマレビト論も鎮魂論で置き換えられる、と主張している。
・鎮魂祭(ちんこんさい、みたましずめのまつり)
https://ja.wikipedia.org/wiki鎮魂祭
鎮魂祭(ちんこんさい、みたましずめのまつり)とは、宮中で新嘗祭の前日に天皇の鎮魂を行う儀式である。宮中三殿に近い綾綺殿にて行われる。一般的ではないものの、宮中と同日に行われている石上神宮や、彌彦神社や物部神社など、各地の神社でも行われる例もある(うち彌彦神社は年二回)。天皇に対して行う場合には「みたましずめ」「みたまふり」と言う。鎮魂祭はかつては旧暦11月の2度目の寅の日に行われていた(太陽暦導入後は11月22日)。この日は太陽の活力が最も弱くなる冬至の時期であり、太陽神アマテラスの子孫であるとされる天皇の魂の活力を高めるために行われた儀式と考えられる。また、新嘗祭(または大嘗祭)という重大な祭事に臨む天皇の霊を強化する祭でもある。第二次世界大戦以後は皇后や皇太子夫妻に対しても行われている。
「御魂振(みたまふ)り」
御魂振の御守り - 月行大道の『ことだまの教え』
https://kotodamano-oshie.com/mitamafuri.html
秀真ことだま学では、あなたを含めた一人一人の魂を天(てん≒神さま)と同質の存在として…
『天之別御魂(あめのわけみたま)』若しくは『天身中主命(あめのみなかぬしのみこと)』 と、呼んでいます。
つまり…
我々人間は『神様の分身』を身体の中にお祭りしている、謂わば『生きている神社(お宮)』みたいなものであるとして、 我々は人間の事を…『生宮(いくみや)』と呼んでいます。
さて、秀真ことだま学には…
『生宮恵美賜(いくみやえみため)』
という真咒(しんじゅ=呪文)が伝わっています。
『生宮』とは、先に申し上げたように人間つまり『あなた』のこと。 『恵美賜』とは、『笑み給え』ということ。
つまり『生宮恵美賜(いくみやえみため)』とは…
あなた方、笑いなさい!
という意味になります。
人は、笑う事でモチベーションが上がり、萬事にヤル気が出るものです。 これを秀真ことだま学では…『御魂振(みたまふり=魂が活性化している状態)』といい、楽しく生きる為の基本姿勢としています。
そこでこの度、一年を楽しく笑って過ごせるように祈念して、『御魂振真符(みたまふりしんぷ)』及び 『御魂振歳守(みたまふりとしまもり)』、そして良縁を引き寄せる『御魂むすび守』を謹製致しました。
●御魂振真符●(みたまふりしんぷ)
机やドレッサーの横など、常に目に触れる所に安置し、日常笑いを忘れた時に眺めてください。なお、この御魂振真符は、神棚や他の神社のお札より下に安置してください。
●御魂振歳守●(みたまふりとしまもり)
月行大道があなたの生年月日と性別をお入れしてお渡し致します。お財布やパスケースなどに入れ、常に身につけて、笑いを忘れた時に眺めて下さい。
●御魂むすび守●(まもり)
笑顔を絶やさず、心(魂)を震わせることで、素敵な方とのご縁が引き寄せられます。 むすび守りには、吉縁を結んだ紅白の《結び》をお入れしております。折々この《結び》に触れることによって、素晴らしい「縁(えにし)」が結ばれます。
などの行事や呪術を表す語形をも生じた。
「空蝉のからは木ごとにとどむれど―のゆくへをみぬぞかなしき/古今(物名)」
» (成句)魂合う (たま-あ・ふ ) 学研全訳古語辞典
自動詞ハ行四段活用
活用{は/ひ/ふ/ふ/へ/へ}
心が通じ合う。魂が結ばれる。
出典万葉集 三二七六
「たまあはば君来(き)ますやと我(わ)が嘆く八尺(やさか)の嘆き」
[訳] 心が通じ合えばあなたはいらっしゃるだろうかと私がつく長いため息を。
» 季語・魂祭 (たま まつり) http://kigosai.sub.jp/kigo500d/881.html
初秋
霊祭/玉祭/聖霊祭/聖霊盆棚/盆棚/魂棚/聖霊棚/棚経
棚経僧/掛素麺/苧殻の箸/瓜の馬/茄子の牛/手向け/水向
七月十二日の草市で買いととのえた品で精霊棚をつくり、祖先の霊を招く。
棚を略して仏壇の前に供物をする所もある。
みそ萩、枝豆、瓜茄子等を供え、門火を焚く。
僧は各檀家を廻り棚経をあげる。
掛素麺は供物のひとつ。
瓜茄子の馬は聖霊の乗物。
まざまざといますがごとしたままつり 季吟 「師走の月夜」
蓮池や折らで其まゝ玉まつり 芭蕉 「千鳥掛」
熊坂がゆかりやいつの玉まつり 芭蕉 「笈日記」
玉祭りけふも焼場のけぶり哉 芭蕉 「笈日記」
棚経や遍照が讃し杖さゝげ 言水 「富士石」
数ならぬ身とな思ひそ魂祭 芭蕉 「有磯海」
玉棚の奥なつかしや親の顔 去来 「韻塞」
遺言の酒そなへけり魂まつり 太祇 「太祇句選」
魂棚をほどけばもとの座敷かな 蕪村 「蕪村句集」
なき父の膝もとうれし魂祭 樗良 「まだら雁」
さし汐や茄子の馬の流れよる 一茶 「享和句帳」
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・はく 【▼魄】
たましい。陰の気に属し、死後もこの世にとどまるという。
「魂は冥途にありながら―はこの世に留まりて/謡曲・実盛」
→魂(こん)
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★魄 - ウィクショナリー日本語版 - Wiktionary
部首: 鬼 + 5 画
総画: 15画
筆順 : 350px
字源
会意形声。「鬼」+音符「白」、「白」は白骨とも、しゃれこうべとも。「魂」と対になり、「魂」が精神的活動で陽、「魄」が肉体的活動で陰とされ、魂魄は生きている間は一体であるが死後すぐに分離し、魂は天界に入るが、魄は地上をさまようとされた。抜け殻である死体から、外枠の意を生じ、「霸(→覇)」と同義に扱われることもある。
発音
音読み
呉音 : ヒャク
漢音 : ハク
訓読み
たま-しい
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★魄(読み)ハク
デジタル大辞泉の解説
たましい。精神をつかさどる陽の気を魂(こん)というのに対し、肉体をつかさどるという陰の霊気。
「楽(がく)はわが魂と共に、わが耳によりてわが―を動かせり」〈鴎外訳・即興詩人〉
[音]ハク(漢) [訓]たましい たま
1 人の肉体に宿り、活力を生み出すもの。たましい。「気魄・魂魄(こんぱく)」
2 月のかげの部分。「生魄」
3 落ちぶれる。「落魄」
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★魄【ハク】〖魄〗 ハク・たましい
1.人のたましい。陰の精気で、死後も地上にとどまるとされる。
「魂魄・気魄」
対義語:
魂
2.月面の暗いかげの部分。
「生魄」
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★招魂祭【ショウコンサイ】
1 死者の霊を招いて行う祭り。
2 招魂社の祭り。各地の護国神社で行われる。東京の靖国神社で行われる春季大祭・秋季大祭をさしていうこともある。《季 春》「春も早や―のころの雨/風生」
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★霊祭【タママツリ】
・デジタル大辞泉 れい‐さい 【霊祭】
1 死者の魂を祭るまつり。たままつり。
2 神道で、霊前祭と墓前祭との総称。
・デジタル大辞泉 たま‐まつり 【霊祭(り)/▽魂祭(り)】
陰暦7月の盆を中心にして、祖霊を迎えて祭りをすること。精霊(しょうりょう)祭り。盂蘭盆会(うらぼんえ)。《季 秋》「夜かよふ蝶あはれなり―/闌更」
・大辞林 れいさい【霊祭】
1.神道で,霊前祭と墓前祭との総称。
2.先祖の霊をまつる行事。たままつり。