とうとう引退！？

今回は長年愛用してきました靴に引退(お別れ)を告げる時がきました。写真では分かりにくいとは思いますが、状態はひび割れが多く革全体もへたり、型崩れもはげしく可哀想な状態です。修理、お手入れをすることによってある程度よみがえりますがひび割れ等は完全に直りません。

愛用期間はおよそ6年～7年ぐらいです。

修理履歴はリフト交換が5回ほどとオールソール(底全体)交換が1回

特にお手入れをしていなかったわけでもなく使用頻度は最初の3年ほどは少なかったものの後半の3年ほどは通勤、作業時など使用頻度が多くなり、雑な扱いをしたこともあり今の状態に至りました。

まだまだ履き続けることもできますがアッパーの状態があまり良くないので今回は長年の感謝の思いをのせて引退して頂くことにしました。

そこで寿命についてですが基本的には修理できる箇所も多くアッパーに大きなダメージがない限りは長く愛用できますので修理、お手入れを定期的に行えば10年近く愛用することは可能です。

あとは革質(革の強度)や製法によっては長持ちするものもあれば、長く持ちにくいものもあるので最終的には履く頻度になると思います。

少しでも多くの靴を持ち履く靴をローテーションさせることにより2倍、3倍と長く愛用することができると思います。

かといって履かないからといって長持ちするわけでもないので注意が必要です。

そしてお別れの最後に磨いてあげました。

こう見るとまだまだ履けそうですね。

ちなみにこちらは約9年ほど愛用の靴です。

私の最大年数の靴はまだ13年ほどの靴が最大ですがその靴はまだまだ現役なので20年の付き合いを目指していきたいと思います。その為には靴についてまだまだ勉強しないといけないことも多くあると思います。

人と同じく靴にも長い付き合いがあれば、新しい出会いやお別れもありますので

これからもひとつひとつ大切に考えていきたいと思います。