地図に残る仕事!「1801 大成建設(株)」
前回は6/13に801で買いの投資判断をしてますね。
http://ameblo.jp/kurasitoyume/entry-12170309299.html
その後株価は900円を超えましたが、その後売り崩され、今の株価はその時より低くなってますね。
チャートを見ると、結構嫌な陰線ですね。
魔王の怒りに触れてしまったような印象を受けますが、冷静に出来高を見ますと、相場の主はまだ売り抜けてはいないと思います。
大成建設は、スーパーゼネコン5社(鹿島建設、清水建設、大成建設、竹中工務店、大林組)の一角です。
戦前の大倉財閥の流れを汲むが、現在スーパーゼネコンでは唯一の非同族会社であり、社員が会社を買い取ったという背景から、社員の会社であるという雰囲気が強いと言われていて、現場に与えられる権限が比較的強いようです。
超高層ビルやダム、橋、トンネル、地下鉄などの大規模な建築土木工事を得意としているが、一般向け住宅「パルコン」「空間王」も手がけるなど、住宅事業にも進出し、高機能性の住宅として注目を浴びています。
海外受注拡大(パーム・アイランドの海底トンネル、ボスポラス海峡海底トンネル、アルマスタワー建設)に注力し、技術力とグループ力に強みがあります。
特に近年、アラブ首長国連邦において大規模な送水管建設をはじめ、積極的な事業展開を進めています。
『月からも見えるやしの木型人工島』で世界的に注目されているパーム・アイランドの海底トンネル工事においては、斬新な提案が評価され、欧米の競合を退けて受注に至り、このプロジェクトにおける環境対策は地元の新聞にも大きく紹介されました。
ボスポラス海峡横断鉄道トンネルはヨーロッパとアジアを結ぶ鉄道トンネルとして100年も前から計画され、トルコ人が待ち望んでいたため、注目されています。
2016年6月24日 金曜日 12:29 都内
業績の方は今期は減益予想ですが、ほぼ予定通りの推移をしていますし、時価総額は売上高を大きく上回り、利益もありますので、割安感は依然あります。
多少含み損を抱えた状態でも、この株は保有できると考えます。
よくよく調べたら、下げた理由は自社株買いが終わることによる売り仕掛けのように思えます。
ただ1000株単位ですので、簡単にナンピン出来る株ではありません。
今回の投資判断は見送りとさせてもらいます。