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濃い空

2020.01.19 04:34

2009-01-19 22:39:28 | インポート

最近自分の舌がおかしくなっているような気がする。

舌というか体がなのか?味が濃いものを食べないと満足できんのですよ。

恐らく、世に出ている食べ物そのものの味が濃くなっていると思う。

そしてその濃さは、人間の体が対応できるレベルを越えていると感じる今日この頃。

正月に黒崎の小さなレストランに行った時の事やけど、非常に素朴で懐かしい味やった。

あまりにも懐かしいのでその理由を考えてみたけど、それは恐らく

「子どもの時に食べていた外食の味」やったんと思う。

ちょっと物足りなさを感じる優しい味。俺の脳みそはそれを覚えていたようだ。

そして当時はそーいう味で溢れていたんだと思う。

とにかく外食は濃い。ラーメンとかそうやけど、あんだけ濃くすれば美味しくない訳がない。

最近は闇雲に濃さを売りにするラーメンが多いが、そんなのを食いすぎたらいけんと思う。

美味しさにルールはないと、10年前位の金龍のCMで云っていたが、

おいしくさせすぎて体にダメージを与えるレベルになりよるんではないか?と。

結局話はラーメンにシフトするんやけど、去年福岡の「元祖長浜屋」に行った時の事、

あまりにものスープの薄さにびっくりした。(急須の奴で濃くしたけど)。

それは元祖長浜屋がおかしいのではなくて、俺がおかしくなっているのでは?

俺等が耄碌する頃、平均寿命はぐっと下がっているような気がする。

俺は孫が小学校へ入学するまでは生きておきたいので、食べ物は気をつけんないけんね。

そりゃぁ、たまにえげつないラーメンが食べたくなるけど。

ロッケンローラーからフォークシンガーへシフトしつつある、最近。

それもストロークは遅め。