マクロレンズの特徴*タマツユで検証
マクロレンズは、素敵なレンズです。
今朝も、マクロレンズで大好きなタマツユを撮りました。
カメラはビギナーモデルのキャノンEOSKISS*X4、
レンズはフィルムカメラ時代から愛用の、F2.8単焦点100mmマクロレンズを使用しています。
まるい水滴の、表面に映った景色をキレイに写したいので、
クッキリ写るように絞りの値、F値を大きめにしています。
絞りの値、F値の数字を大きくすると、
ピンボケの幅が少なくなるので、
撮りたいイメージにしやすい絞り優先のAVモードで、
絞りはF8.0にしました。けっこう絞ってるんですよ。
手前から奥までのピントが合っていることを
『被写界深度が深い』といいますが、
このもっとも被写界深度が深くなるのが絞りF8.0からF11.0と言われています。
あれ?ピントがくっきり合う絞り値なのに、写真はけっこうボケ感があるわね。
そうなんです、それがマクロレンズの特徴で、
マクロレンズで撮ると、被写界深度が浅くなるのです。
タマツユとカメラの距離が近ければ近いほど、被写界深度は浅くなります。
ということは、もしもっとピントを周りまでクッキリ合わせたい時は
タマツユからすこし離れて撮影すると、周りも比較的クッキリ写ってくれるんですね。
ただし、ズームレンズではなく単焦点レンズなので、タマツユが小さくなってしまうのでご了承ください。トリミングで補うといいかな(*^-^*)
撮ってて気づきました。自分が写りこんでる(○∇○)
一般的にカメラマンは写り込んではいけないんですけど、趣味の世界は自由なので
思い切りタマツユの中でアピールしてみました。
いえーい(*^^)v 見えるかな…。
マクロレンズは被写界深度が浅い、ということを知っておくのはとっても大事です。
ピントが合ってるところが少ない、ということですから、
なにをいちばん見せたいのか、を明確にしていないと、これなに?という写真になってしまいますので注意です。
マクロレンズのフワッとしたボケ感に安心して、ただのぼやけた写真になることが今でもあります。てへ。
マクロレンズは肉眼よりもキレイに見せてくれる素晴らしレンズですので、効果的に使っていきたいですね。
富山で写真教室をしています。