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暮らしの道場

一つ一つで、ひとつの身体。

2021.02.28 15:33

ほんのささやかな気付きが

革新的な発見だと感じられる。


そんな一つ一つの、積み重ねが

向上なのだなぁ

と思う


小さな試行錯誤の日々だが




最近もまた一つ、

気が付けた。



ーー 動いている(動かしている)つもりで動いていないところ、

止めているつもりで動いているところ、


…といった、

実際の身体と、認識との

差、粗さ、勘違いに。





身体は、ひとかたまりの物体ではなく

様々な部位が分離していながら、

全体として協調しているものだが



以前の、私の

身体への認識と言えば


頭、

胸、

お腹、

背中、

お尻、

腕、

脚。


…くらいだったんじゃないか?笑

ずいぶんザックリだな、と今では思う。笑




そのほかの、意識が抜けているところというのは、

“無い” ことになっていたのである。


神経回路が行方不明になり、

物理的にも本当に、癒着して動かなくなる。

(硬くなったり、たるんで埋もれたり)


使われなくなった部位があれば、

他の部位が肩代わりする。

そこは過剰に酷使され、負荷が溜まり、痛み・故障の原因となる。



そのようにして、身体はどんどん

本来の機能性からズレてゆく。

スムーズでなく、多大なムリをして動かす身体になる。




ーー わたし自身がそうであり、

そこからの再構築を図っての、今なのだが



まだまだ課題は当然、あるとはいえ

前に比べれば、ずっと

身体を細やかに感じられるようになった。





身体の継ぎ目を全て把握するかのように、バラバラに動かしながらも、

一つ一つがしなやかに動くからこそ、全身がひとつに連動し、


“支え” があるからこその “脱力” がある、

その入れどころ、抜きどころがあって


身体の“留め”や“引き合い”によって均衡が取れていることで

筋はより伸び、広がるようになる。



そのように機能出来ている、身体・動作は

気持ちが良い。




先日は、ボディメイクトレーナーの樫木先生のレッスンを通して

あらためて、そんな感覚を学ばせていただいた。



武道においても、重要な感覚である。







武芸道  結 -MUSUBI-

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