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マダガスカルJICA青年海外協力隊による情報集

アンタナナリボ(首都)の歩き方

2016.10.20 04:28

首都アンタナナリボ

(市場)

 大きさはバラバラだが基本的に各エリアにある。肉、野菜、果物が手に入る。日用品もよくみる。価格は首都から近郊のものは比較的安く、遠くから運んでくるものは値が張る。また、比較的外国人が多く住んでいるエリアに近い路上で店を構えている果物と野菜の値段は高い。(ドミからラシティーに向かう時に通過する三差路にある出店は高額)庶民がよく利用している市場は安い。肉の部位にもよるが、牛と豚はキロ15,000Ar、鶏は11,000Arが相場。※2017年9月現在、鶏は少々値上がりしている。



(買い物)

 日用品や食料は、Orangeの会社ビル裏にある大型スーパーJumboで購入可能。La cityやWaterfrontも落ち着いてゆっくり買い物できるエリア。
 価格にこだわるなら、日用品はアナラケリーや中国人街がお勧め。※ただしスリに注意!



〈おみあげ〉
 お勧め場所は、Pradonから駅に向かう途中、左手(布系の市場の手間)に見えてくるお土産屋さんスポット。店と店の間隔が広く落ち着いて買い物可。
 マジュンガとタマタブ方面行きのコティスやタクシーブルース乗り場に近い大きな市場の中一角に、床がタイル張りになったお土産屋さんあり。雰囲気はとても良いが通路は狭い。
 アンカツエリアの大学に向かう道(正確には中国レストランが見えたら、その交差点を左折)の上り坂途中、道路両脇にお土産屋さんあり。価格が表示されており観光ツアー客の利用が多い。よって、価格はそれなりの価格。



〈電化製品街〉
 タナ市庁舎から独立大通り向かい側の道を真っすぐ進むと、ちらほらと電気屋さんが見えてくる。価格については、各店が競争している感があって庶民的。
 ※購入の際は、必ず支払う前に電源プラグを差し点検すること!
 また、パソコン、カメラ、携帯等はSupreme Center(中国人街から奥に500mくらい。車両用の陸橋の近く)というビルが有名。各フロアーに多くの店がある。売っている物は最新のものは少ない。


〈文房具街〉
 アナラケリー市場の向かい側から独立大通りに向かって乱立するエリアが文房具屋さん。


〈本屋街〉
 アナラケリーからトンネル方面に向かって行き、小さな公園の手前のロータリー左側(ちょうどタクシーベの乗り場の裏)にあるエリアが本屋さん。DVDの多い。


〈眼鏡街〉
 品質は???だが、サングラス中心に多くの眼鏡が売られている。エリアは、アンヂャボハンジー(上記の床タイル張りお土産屋さんの近く)


〈靴街〉
 上記の文房具街に靴街もあり。
 ママシナのスタジアムから、近くにある大きな総合病院の脇道にもテントで出店している店が多い。



(食べ物)

 首都という利点があり、多国籍料理&地方の食べ物も口に入る。
 ※生水、生野菜、揚げ物には注意!果物に関しては、基本皮があって腐っていなければ全然大丈夫。特にイチゴには注意!外側がキレイでも中に虫がいることあり!

 そこで、以下は口にしてはいけないモノです。 
 ①生水
 ②市場でペットボトルで売られている牛乳
 ③イチゴ(スーパーでもリスク有り!)
 ④古い油で揚げられた揚げ物



(治安)

 治安は悪い。日中であっても、ひったくり、ピックポケット、羽交い絞め強盗が起きている。対象は外国人や女性に限ったことではなく、男性のマダガスカル人も被害に有っている。夜になると外を歩く人は極端に少なくなり、成人男性であっても、外を歩かざる得ない時は複数で行動している。 また、日中人混みの中で複数による盗難にあったとしても、周辺のマダガスカル人はトバッチリ被害を受けたくないので助けてくれないことが多い。



(言葉)

 基本マダガスカル語。フランス語もよく通じる。



(気候(服こみ))

 タナは標高が高いので高地の気候である。基本、朝と晩は気温が下がり、日中日差しがでれば気温はどんどん上がる。冬の季節にあたる6~8月は、1日の気温差が20度近くになる日もある。よって、ダウン等の防寒着は必需品。また、11~2月は雨期だが夏である。よって、夜でも汗ばんで寝苦しい日も数日はある。タナでの雨季の降雨の特徴は、毎日午後3時~4時頃から夜まで降る傾向が多い。時に視界が遮られるようなスコールが降り、アナラケリーから駅にかけてが水浸し(河!)になることがある。



(ホテル/レストラン)

 レストランは多国籍の料理を楽しめる。特にフランス料理はコストパフォーマンスが良く美味しい店が多い。

 〈個人的なお勧めレストラン〉

 ●French  
  Les 3 metis(ホテル併設), Petit Verdat, Pourquoi Pas, Sakamanga(ホテル併設), Citizen
 ●Italian  
  Belvedere(ホテル併設)
 ●Asian
  Ozone(Thai), Arirang(Korean), Korean BBQ(Korean), Taj Mahal(Indian)
  Tianfu pot de feu(天府火鍋城)(Chinese)
 ●Gasy  
  ドミ近くのHotely, Chez Sucett’s



(交通)

 交通は最悪。平日は全ての時間帯で渋滞が多い。日曜でも郊外への出入り口となるロータリーが酷く渋滞する。街中の道幅は狭く、おまけに歩道も狭いため多くの歩行者が車道を歩く。更に荷押し車も車道を移動するため渋滞を誘発させている。信号機は1つもなく、交差点では警察官が誘導している。道の形状から考えると、信号機があっても変わらないかもしれない。市内を巡回するタクシーベ(ミニバス)は、本数及び色々な地域をカバーしているが、渋滞が多いせいで時間のあてはできない。乗り心地も悪い。
 雨が降ると排水が追い付かず直ぐに冠水する。

(タクシーべの乗り方)
①べの乗り場で待つ。ごく稀に停留所以外でも乗せてくれることがある。
②べの後部もしくは右端にいる車掌係に行先を伝え、確認してから乗る。
 ※ タクシーベに乗る際、時に目的地まで行かず途中で停車し終了と言われ下ろされることがある。
  もしくは、その先に進むべーに乗り換える場合もある。乗り慣れている番号&急ぎの時であって
  も、行先を言うこと。
③車内は狭い。座席が埋まっていれば奥から助手席に座るルール。折り畳み式の座席がない場合は、
 板を渡されるので隣の方に「アザファビー(失礼します。)」と言ってお尻を浮かしてもらい、そ
 の間に自分が座るための板を敷く。
④しばらくすると、車掌が集金するのでお金を渡す。人が埋まっている時は、お客さんが手渡しで手
 伝ってくれる。 ※ 大き目のお金を払ってもお釣りが無いことはないが、下車ギリギリまで貰えない
 こともあるので、できれば400Arもしくは500Arを握って乗り込みたい。
⑤降り場が近づいてきたら「ミシィー、ミアラ!(降ります!)」と言って降りる意思を車掌に伝え
 る。車掌は口笛でドライバーに合図している。 ※ 途中で降りる人がいた場合、助手席に座っていれ
 ば毎回立つ必要がある。場所によては一度降車する場合もある。


(インターネット環境)

 多くのホテル、レストラン、カフェでWIFIが使用できる。



(電気)

 計画停電があることがある。雨季は降雨の影響か停電が増える。



(水)

 基本、生水(水道水)は飲まない。フィルターを通した水は飲用可能。不安な場合は一度沸騰させる。ミネラルオーターはどこでも手に入る。

 断水は降雨による停電の影響か、夏に頻発する。
 一般庶民は、水くみをしている。




(観光)

 人気の観光地はない。個人的に好きな場所は王宮のある丘の上の散歩。歴史に興味がある人は、昔の王宮があった場所(12か所)巡り。動物系に興味がある人はレミューズパークやクロックファーム。