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Pigeon ramier ピジョン ラミエ ソース サルミ

2016.10.20 05:54

ピジョン・ラミエ(山鳩)があるというので、

ワインとのマリアージュ探求に行ってきました!


訪問先レストラン: フランス料理 「Le Moment(ル モマン)」 (目黒区柿の木坂)

お店のHPは⇒コチラから☆



まずはお料理を。

実は訪問前から心配なことがありました。

野生の鳩、山鳩、、、鉄分豊富な赤身のしっかりした肉質で、、、

最近、消化力が落ちている私の胃袋で堪えられるか。。。というのは、

余談ですが、前日の午前中に

ヘルシー料理「海藻とアボカドとトマトのわさび醤油サラダ」だけで

一日中胃が重苦しく辛かったというのに、

まさかの山鳩がペロリといけるなんて?!

全然大丈夫でした!!


とても上質な繊細な肉の質感。

恐らくは火入れの加減が完璧だからでしょうね。

それと、熟成具合が行き過ぎず、若すぎず、

ちょうど良いベストな時期を見計らっての調理。


ジビエって難しいと思うのです。

ここ数年流行っていてどこのお店でもジビエを出しますが、

やはり野生のお肉ですからね。

目利きができる実力あるプロの料理でないと、格差が出るようです。

これは食べ慣れている人たちからよく聞きます。


ジビエを得意とうたっているフレンチのお店であっても、

お店によっては(調理人の経験値と実力で)、

せっかくのジビエ料理が臭くて食べられたものではない、

というのがけっこう出されているというのも聞きます。


というわけで、ジビエが苦手という方は、

きっとこういうハズレのお店で経験してしまったんだろうなあ、と、気の毒に思います。


ルモマンさんで食べたら、きっと概念変わると思いますよ~!

ぜひプロが調理する本物の、美味しいジビエ料理をご堪能くださいね!



それと、やはりフランス料理というのは、

焼きっぱなしとか、鉄板焼きとかではないので、

ソースが重要ですよね。


ピジョン・ラミエにはソース・サルミ。

このソースが肉質に絡み溶け合い、風味と共に相まって、

この一皿が上品でリッチに仕上がるわけですよね~。


今回のサルミソースについてお伺いしましたら、

血は入っていない、とのことでした。

「内蔵(心臓、砂肝)と、あとは赤ワインを、、、」

っておっしゃってたように記憶します。


しかも、バターは使っていない!!

ということなんです!


これは驚きです!

それでいて濃厚なリッチなトロリとしたソース。

それでいてエレガントに仕上がった風味が上品でうっとり、魅惑的。

なんでこんなに美味しいソースが作れるのか、、、さすがガストロノミー♪


詳しくはぜひ召し上がってみて、

直接訪問の際に聞いてみてくださいね。

こちらのお店はグルマンの方が多くご来店されるそうですので、

確かな味を、安心してお召し上がりになれるお店です。


お肉の美味しさもさることながら、このソースは

本当に香り良く、トロリとして、

お皿ごと舐めたくなるような後を引く、この上なく魅惑的な、

これこそ贅沢な一品でした。



ああ、香りがたまらないっ!


そしてこの一皿に合わせたワインとの探求レポは次の記事で >>>