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失敗続きのおじさん美容師のもしかしたらためになるかもしれない話

先輩美容師の休業

2021.02.28 20:34

いつも読んで頂きありがとうございます。

先日、初めてお電話頂いたお客様から、私の大先輩(日置美容室から35年くらい前に独立)の美容室が急に体調不良を理由に長期休業になったという事をお聞きしました。

この先輩は私が初めて日置美容室で働き始めた時すでに店長格でスタッフの中でも誰よりも技術も上手で人柄も温かく面倒見の良い人で皆から一目置かれる存在でした。

駆け出しの私は「将来あんな美容師になれたらなぁ」と思っていたのを思い出します。

この先輩、独立後は一人で営業をしていて、決して便利な場所ではない地域に店舗を構えて、人伝に聞いたところではそれでもたくさんのお客様が来てくださる繁盛美容室だったようです。

そんな先輩、齢70を迎えるかどうかといったところでしょうか。体調不良という事ですがひと月前までは普通に営業していたという事なので、お客様にもお知らせ出来なかったくらい急なことだったのかと心配でなりません。

はじめにお話ししたお電話下さった先輩美容師のお客様が何故日置美容室へ電話を下さったかというと、

「急な休業で何処の誰に髪型をお願いして良いか途方に暮れていたのですが、いつも日置美容室での修行時代の話や先生、お客様から教えて頂いたことをよく話されていたので、こちらにお聞きすれば系列の美容室を紹介してもらえるかと思って」

そして更に

「日置さんがあの人の美容師としての心のより所だったと思いますよ」とも。

なんだかそんなふうに思っていてくれた事への嬉しさと先輩の無念さを併せて感じ、なんだか泣きそうな気持ちになってしまいました。

日置美容室を心のより所にしてくれている人が一人でもいる限り、在職者の一人としてその期待に応える務めがあると心に誓ったお電話でした。感謝。

じゃあね。