Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

dot the i

2011.10.18 01:52

***ネタばれしてますので、見てない方は読まないで下さい!***

イギリス/スペイン映画

あまり馴染みのないイギリス/スペイン映画なので、
俳優さんも初見の方ばかり。
新鮮でした。

カルメン役のナタリア・ベルベケ 可愛かったり、情熱的だったり、
セクシーだったり、強さも女性らしさもあって、
映画の中で本当に色々な表情をしていて印象的だった。
でもフラメンコはちょっと・・・吹き替えた方がよかったんじゃないかなぁ~。
動きが重かった叫び
劇中たまにアンジェリーナ・ジョリーに見えることもあった汗

キット役のガエル・ガルシア・ベルナルも、
かわいい笑顔が素敵だった~ラブラブ

で、肝心の中身。
前評判として、最後までわからない展開!
驚かされる!とかの情報を得ていたので、
それがかえってな~あせる
純粋に楽しめなかった~あせる
色々勘ぐって、こうくるか?これはこういう意味なんじゃ??と、
考えすぎて。
期待しすぎるのも問題だよね、映画って。
何の前知識もなく、観たかった!

バーナビーからの種明かしについて、
私はなんか、バーナビーはただ、そうせざるを得なかっただけじゃないかと思うなぁ。
金も暇もある金持ち男が、弄んだんだよ、人の人生を。って、
究極の強がりだったように見えた。
劇中のシーン、
演技の部分とそうじゃない部分、
その線引きがされていない、
そこをどう捉えるかは観客にゆだねられているように感じた。

最初はどうだったんだろう。
バーナビーはカルメンを本当に愛していて、
でも、彼女の心の内にある情熱は、
決して自分に向けられることはない。
それを悟ったときから、
彼女への復讐・・・というか逆恨み?として
映画製作を思いついた。
彼女の心が自分に向くことに、一縷の望みをかけて。

だってなんだかバーナビー、終始哀れな雰囲気かもし出してたもんなぁ。
涙目で強がってる感じ。
フロイト的に解釈すると(笑)、幼児性を内包したまま大人になった、的な。
でもまぁやったことは相当ひどいと思うし。
その延長で復讐されたらそりゃしょうがないよね。

まぁ濡れ衣のトムとテオも、ヤク中だし共犯だし、
しょうがないか。

ラストがちょっと物足りなかったな~むっ
復讐ものだとしても、すっきりハッピーエンドで終わってほしかった!
だって、最後の最後、車の中でドレスアップした2人が
なんかあんまりラブラブな感じじゃなかったし・・・シラー
なんか消化不良。

私の好きなシーンは、
ホテルの廊下でキットがカルメンにちょっかいだしてるとこラブラブ
2人が可愛くていい音譜

あとはバーガーショップの裏で、
キットが必死にカルメンを誘う誘い方が可愛かったラブラブ
離れたテーブルで、気が向いたときに手を振ろう!って可愛すぎる~
ウケました。

☆はほんとは3.5かな~。
3じゃ少ないけど。