25年目のキス

1999年アメリカ映画。

ドリュー・バリモア主演。
25歳の新聞記者が、17歳として高校に潜入取材をする、って話。

地味で真面目で、
嘲笑されたり、いじめられたり。
過去に悲惨な学生時代をすごしたジョジーが、
今度は弟の助けもあって花形グループの仲間入りをして、
一番かっこいい彼と付き合うことにもなって。

でもジョジーが好きになったのは先生で。

まるで過去の自分みたいな友人を守るために、
全てを暴露してしまい、
恋も仕事も弟の夢もぶち壊してしまったけど、
自分の素直な想いを記事にすることで、
これまでの自分を変え、
たくさんのものを手に入れる、というお話。

まぁまぁかな～。
なかなか面白かったけど、違和感ありあり。
潜入取材はいいけどさ、
周りの人を巻き込み＆傷つけすぎなんじゃないかなぁ。
やさしくしてくれたアルディス、
プロムに誘ってくれたガイ、
好意を寄せてくれて、進学についても奔走してくれたコールソン・・・

その他学校の人みんなに大嘘ついて。
それが前提のストーリーだけど、
そこが一番納得いかない。

劇中では、都合よくみんなが許して応援してくれたけど、
その笑顔の裏で傷ついているんじゃないかと思うと。
ジョジーとロブ兄弟が全然素敵に思えないんですけど。

演出は素敵で、まぁ面白かったけど、
映画っつっても都合よすぎでしょ。
ラブストーリーなら周りの人の心理だってもっと描いてほしかった。

あとロブのキャスティングは・・・
ミスじゃないかな・・・
ジョジーよりおっさんだし。
どう見ても高校生には、見えません。

ご都合がよろしいようで。