ドラゴンタトゥーの女
2011年 アメリカ映画。
スウェーデン映画のリメイク版です。
記者のミカエルは、ある実業家の不正を暴いた記事を書くも、
証拠をつかむことが出来ずに、逆に名誉毀損で訴えられて負けてしまう。
窮地に陥っていたミカエルに、
財閥のヘンリックが、40年前に行方不明になった姪の行方を捜すよう依頼する。
財閥一族の過去の謎を解き始めたミカエルは、
暗い過去を持つハッカーのリスベットに助手を依頼し、
2人で調査をすすめていく・・・。
オープニングから、
激しい音楽と、不気味な映像で、ハラハラさせられます。
サスペンスとかあまり見ないのですが、
リスベット役のルーニー・マーラの出で立ちが気になって、見てみました。
華奢で色白(青?)、刺青・ピアスだらけで頭はモヒカン・・・
それがすごくはまっててかっこよかった。
クールなふるまいも。
見始めるとやっぱり怖い~
手に汗握るサスペンスでした。
目をそむけたくなるようなひどい仕打ちをうけるシーンもあり。
モヤモヤむかむかもしましたが、
それを上回る仕返しをしてくれたので、
(心にうけた傷は癒えないけどね)
少しは解消されていますが・・・
でも結局連続殺人犯も後見人の男も到底許せず。
こういうのは例え物語がすっきり終わっても、
心まですっきりはしないもんですね・・・。
これは当然。
だって被害者は
解決しても被害者ですから。
リスベットはいったいどんな過去を背負っているのか・・・。
あそこまで心を閉ざして、
刺青やピアスで心の痛みをごまかしているのか、
はたまた周りへの威嚇なのか。
ファッションは明らかに武装だと思いますが。
少し心が溶けかけたのに、
あのエンディングは悲しいなぁ・・・。
ミカエル・・・ひどい・・・。
あと150分、長かった・・・・・。
あとスウェーデン人の名前が・・・
なじみがなくって最後まで名前だけでは誰が誰やら
かなりハードなのでためらうところですが、
スウェーデン版映画も好評なようなので、
機会があったら見たいかな。
3部作あるし。
デヴィット・フィンチャー監督。
他のも見たいと思ったら、セブンの監督でした・・・。
セブンは2度と、見れないな~。