大正製薬のCMに榮倉奈々が新起用、HDの株価は五年連続で上昇トレンド
2016.10.25 00:00
【ビジネス・芸能ニュース】 平成二十八年十月二十二日に大正製薬(代取:上原明、上原茂)は、頭痛・月経痛(生理痛)薬「ナロンエースT」の新CMに女優・榮倉奈々(戊辰)を新たに起用し「母が来た」篇を公開した。「ナロンエースT」は、イブプロフェンとエテンザミドを配合。顆粒も含めたナロンシリーズ五種の内の一つ。イブプロフェンは痛みの元をブロックし、エテンザミドが痛みの伝わりをブロックする。またブロモバレリル尿素と無水カフェインも配合。この二つは、複合的に作用し鎮痛効果をサポートする。
榮倉の起用理由を同社は、幅広い世代で認知率や好感度が高い事と明るく、健康的なイメージをもっている女性である事を挙げた。出演した榮倉は、以下の様にコメントした。
この度、大正製薬ナロンエースのTVCMに出演させていただくことになりました。
CMは少しおせっかいだけど、娘のことは何でもお見通し。そんな母の深い愛情がさりげない行動の中から感じられる内容になっていると思います。見ていただいた方が身近でやさしい気持ちになれるCMを目指しましたので、じっくりとご覧いただけると嬉しいです。
同社は、直近五年で株価が上昇トレンドを維持している大正製薬HD(4581.T1)の完全子会社。同社の事業は、OTC医薬品等のセルフ メディケーション事業と医療用医薬品の医薬事業に大別し、相乗効果を図りながら、「健康と美」を追求する。埼玉・さいたま市にR&Dの拠点である総合研究所を構える。化学研究所や薬理研究所、薬剤研究所、安全性・動態研究所、セルフメディケーション開発研究所、工業化研究をする生産性向上センタ、情報検索室等によって構成される。
海外展開は昭和六十三年よりアジアと米国で行っており、平成二十一年より東南アジアとメキシコ企業へのM&Aを進めた。尚、六月二十九日に公表した第百七期の決算資料によれば、総資産は三千五百六十四億円。売上高が千九百八十四億円で、経常利益が二百四十三億円、当期純利益が百七十八億円。
画像:上;大正製薬㈱提供、下;同社公式HPより引用