2021.3.1🌸矢車菊「つくもがみ貸します」【stand.fm配信原稿】
いつもありがとうございます。
伊藤恵です。
stand.fm、3/1分の配信原稿を記録させていただきます。
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こんにちは!「ふくわ」です。
このチャンネルは、山形の書道家・伊藤恵が可愛がっている ヒツジのぬいぐるみ「ふくわ」と「はわわ」が、主人になりかわって、日々の学びや気づきを書道やアニメの話を交えてお伝えし、心に楽しい発見と安らぎをお届けする番組です。
3/1がお誕生日の方、おめでとうこざいます!
また1年、素敵なことがたくさんありますように。
3/1の誕生花は「矢車菊(ヤグルマギク)」
花言葉は「繊細」「優美」「教育」「信頼」です。
ネット記事から花名と花言葉の由来をご紹介します。
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和名の「矢車菊(ヤグルマギク)」は、この植物が5月5日の端午の節句が近づくと花を開き、その形がこいのぼりの先端につける矢車に似ていることに由来するといわれます。
英語名は「Cornflower(小麦の花)」といい、ヨーロッパの麦畑の中に咲いていたことにちなみます。
花言葉の「繊細」(西洋では「delicacy(繊細、優美)」)は、青い花の色にちなむといわれます。
「教育」の花言葉は、プロシア王妃がヤグルマギクを摘みながら王子たちを教育したことに由来するともいわれます。
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ナポレオンがプロイセンに攻め入ったとき、ベルリンを逃れたプロイセンのルイーゼ王妃(1776~1810)は、子供たちと一緒に麦畑に隠れました。
王妃は王子たちを慰めるために、ヤグルマギクで花冠をつくってあげました。
この王子の一人が後に初代ドイツ皇帝ヴィルヘルム1世(1797~1888)となり、ヤグルマギクの花を皇帝の紋章にきめたので、ドイツではヤグルマギクを「カイゼル(皇帝)の花」と呼びました。
ヤグルマギクは現在もドイツの国花とされています。
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さて、今回のアニメ紹介は「つくもがみ貸します」です。
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江戸の深川にある古道具屋兼損料屋「出雲屋」には、
100年の時を経て付喪神と化した古道具が数多く置いてある。噂話が大好きな付喪神たちは、貸し出された先々で様々な噂を聞きつけては、それを話題の種とする。
彼らの声を聞くことが出来る出雲屋の清次とお紅は、彼らが拾ってくる騒動を解決していくが、そのなかで4年前に失踪したお紅の意中の相手である佐太郎の行方を図らずも知ることとなる。
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損料屋とは、今でいうとレンタル屋さんですが、1話ごと、お店のお客様が抱えている問題や相談事を解決するというお話です。
付喪神とは、日本に伝わる、長い年月を経た道具などに神 や精霊、魂などが宿ったものです。
このお話の付喪神たちは、基本的に清次たちから話しかけても返事はせず、静かな時に勝手に騒ぎ出します。
普通の道具とは格が違うという意識から、清次たちに使われることを嫌がりますが、
興味のある情報を入手しようとする場合は、あまり文句を言わずに貸し出されていきます。
付喪神の正体は、根付、掛け軸、煙管、人形、櫛とさまざまですが、それぞれに個性があってお店の裏で付喪神たちがしゃべっている様子がおかしくて、思わず笑ってしまいました。
伊藤恵さんはまだ4話までしか見ていないのですが、根付というのは今でいうストラップのこととか、掛け軸はどういう時に飾るものかとか、昔ながらの道具についても知ることができて、興味深く見ています。時間を作って最後まで見たいです。
YouTubeからPVのリンクを貼りますのでご覧ください。
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今日から3月ということで、年度末を迎えて、伊藤恵さんの予定もだいぶ立て込んできました。
アニメ紹介や美文字のコツは、原稿を起こすのに時間がかかるので、しばらくは近況などを少しお話しさせていただきながら更新していきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
皆さんの心に楽しい発見と安らぎをお届けできていたら嬉しいです。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
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こちらの原稿はstand.fmのアプリかインターネットでお聞きいただけます。
よろしければお聞きになってみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた。