【ご挨拶】新代表 中畑智
みなさんこんにちは、こんばんは、おはようございます。
お待たせしました。お待たせしすぎたかもしれません。
首都圏映画サークル連合の2021年度代表を務めることになりました、中畑智です。
今年で7年目を迎える連合ですが、僕が初めて連合に顔を出したのは大学1年の夏休み。今から3年半前のことでした。
あの頃の連合委員会やシネマターミナルに顔を出すと、面白い人がいて、優しい人がいて、変わった人がいて、とても変わった人がいて、勘弁してほしい人もいて、すべてが楽しかったかは定かでありませんが、毎回新鮮な空気を吸うことができたことを覚えています。僕の映画制作に対するモチベーションは、連合に大きく支えられてきました。
あれから時間が経って、魅力的だった先輩たちはほとんどいなくなってしまいました。いま周りにいるのは、やや食傷気味の石丸をはじめとする見知った同期たち、なんとか可愛がれそうな後輩たち、「私だけは可愛がれ」と主張の激しい副代表の髙橋です。常に感じているのは、物足りなさでした。
思い出補正抜きで、近ごろの学生映画が盛り上がりに欠けるのを感じます。追い打ちをかけるように、多くの学生はこの1年間ほとんど活動ができないという状況に陥りました。
映画を撮りたかった2020年度の1年生はその思いをどこにぶつけたのでしょうか。それとも消してしまったのでしょうか。映画を撮りたい2021年度の1年生は、果たして何ができるのでしょうか。
連合にとって、この7年目は失われた場を取り戻す期間になると考えています。
連合は中身のある団体ではありません。多くの団体のから様々な人が集まる環境こそが、連合の本質です。そうした場において、関わる一人一人が刺激を受け、相互に協力し合えることが理想なのです。
連合としても、僕個人としても、所属団体の皆さんの映画制作を全面的にバックアップしていきたいと思っています。もし相談があれば、いつでも遠慮なく連絡をください。相談がなくとも、僕のほうからお話を伺いに行くと思います。そのときは優しく迎えてください。
優れた作品のために、充実した学生生活のために、一緒に学生映画を盛り上げていきましょう。
一年間、よろしくお願いします。
首都圏映画サークル連合 2021年度代表 中畑智(映画制作スピカ1895)